2026年7月の全国アルバイト平均時給調査
ディップ株式会社が、2026年7月のアルバイトの平均時給データを発表しました。調査は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」に提供された情報を基に行われました。7月のアルバイト・パートの全国平均時給は1,361円で、前年と比べて50円の増加、前月比では4円の減少という結果が出ています。一方で、求人件数は約402,000件に達し、前年比で26.4%の増加を記録しています。また、前月比では0.3%のわずかな減少に留まりました。
エリア別の平均時給
地域ごとのデータでは、全てのエリアで前年同期比プラスの伸びを見せています。具体的な平均時給は以下の通りです:
- - 関東エリア: 1,426円(前年比37円増、前月比4円増)
- - 東海エリア: 1,302円(前年比23円増、前月比37円減)
- - 関西エリア: 1,366円(前年比47円増、前月比±0円)
- - 九州エリア: 1,318円(前年比177円増、前月比±0円)
このように、全国平均時給が基本的に向上している中でも、エリアによる差はまだ残っていることが伺えます。
職種別の平均時給
次に、各職種別平均時給も紹介します。7職種全てが前年と比較してプラスの増加を示しています。ただし、職種によっては前月比で減少しているものもあります。
- - 事務的職業: 1,359円(前年比22円増、前月比13円減)
- - 専門的職業: 1,669円(前年比100円減、前月比11円減)
- - 飲食の職業: 1,217円(前年比44円増、前月比3円減)
- - 販売の職業: 1,226円(前年比60円増、前月比3円減)
- - サービスの職業: 1,326円(前年比51円増、前月比4円増)
- - 運搬・清掃・包装等の職業: 1,411円(前年比177円増、前月比15円増)
- - 建設の職業: 1,472円(前年比17円増、前月比36円増)
- - 製造・技能の職業: 1,436円(前年比118円増、前月比109円減)
- - 教育の職業: 1,542円(前年比62円減、前月比23円増)
このように、業種による時給の変動は依然として大きいものの、大半の職種で前年を上回る時給が実現しています。特に運搬や清掃などの職業は顕著に増加しています。
調査の概要について
この調査は2018年3月より、職種カテゴリを厚生労働省の9職種に基づいて変更し、より精度の高いデータを提供しています。また、サンプル数が10件未満の職種についてはデータを除外しているため、実際の背景を考慮したうえでしっかりとした分析が可能になっています。
各エリアや職種のデータは、地域ごとの求人市場の変化を把握するための貴重な指標ということができるでしょう。データを正確に分析し、アルバイト市場の動向を見極めることが大切です。
まとめ
今回の調査結果は、アルバイト市場が回復基調にあることを示しています。未だ多くの課題を抱える社会において、アルバイトの状況は働く人々にとっても重要な指標です。新たな求人が増えていること、エリアや職種による時給の柔軟な変化は今後の雇用市場にさらに注目を集めるでしょう。