家族と共に考える「終活」の意義
ニチリョク株式会社は、2024年10月17日に「家族と終活を話し合う日」を記念して特別なセミナーを開催しました。セミナーの主な目的は、家族間のコミュニケーションを促進し、身近な存在である家族と共に「終活」について考える機会を提供することです。
このセミナーでは、家族が「終活」を話すきっかけ、親子が話し合うべきタイミング、そして伝えやすい話し方をテーマに、多くの参加者が集まりました。三浦理砂社長やファミトラの藤井勇希氏が登壇し、終活に関する専門的な知識や考え方を共有しました。
終活を話す重要性
三浦社長は「終活は話しづらいことかもしれませんが、元気なうちに話し合うことが重要です。」と訴え、具体的な時間や場面を挙げて家族が自然に話せる環境を作ることの大切さを強調しました。また、藤井氏は「子どもが親に投げかけることで、互いの希望をすり合わせることができる」と問いかけ、家族間での希望を確認し合うことがいかに大事であるかを詳しく語りました。
コミュニケーションを通じた理解
セミナーの中では、参加者が「全国統一終活テスト」にもトライし、医療や介護に関する自分の希望について考えを深める時間が設けられました。しかし、調査結果によると、医療・介護の希望を文章にまとめている参加者は1割にも満たないという結果が出ました。この現実から「終活」についての理解や意識の向上が必要であることが浮き彫りになりました。
エンディングノートの活用
参加者の中からは「今後の終活について知る良いきっかけになった」との意見が寄せられました。エンディングノートの活用を通じて、家族と話す場を設けることを考えている方も多く、実際の合意形成が進むことが期待されています。
セミナーの詳細
- - 日時: 2024年10月17日(木)13:00~16:00
- - 場所: 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワー N館19Ffabbit 会議室
- - 登壇者: 三浦理砂(ニチリョク株式会社 代表取締役社長)、藤井勇希(株式会社ファミトラ)
- - 内容: 終活白書2024についての最新の知見と実践的なアドバイス
終活白書 2024
このような活動の一環として、ニチリョクは「終活白書2024」を発刊しました。この白書は、現代における終活の実態と訪れるであろう高齢化社会への準備として、必要なガイドラインを提供しています。
今回はセミナーの成長を通じて、家族とのコミュニケーションによって新しい形の終活が生まれることを期待しています。家族が前向きに話し合い、共に考えることで、心の整理を進めていくことを願っています。