Kong API管理プラットフォーム、NTTデータのANSERに採用
Kong株式会社(東京都港区)が、パートナー企業のサイオステクノロジー株式会社と共に、NTTデータ(東京都江東区)の金融業務自動化サービス「ANSER」において、API管理プラットフォームを導入したことを発表しました。この決定は、ミッションクリティカルな金融サービスのパフォーマンスと安全性を向上させることを目的としています。Kongのプラットフォームは、従来のAPI管理システムに代わって選ばれ、複数製品との比較検討の結果、柔軟性、拡張性、信頼性が際立って評価されました。
Kongの日本法人は、密接な技術支援を提供し、NTTデータが求めるシステムの俊敏性と堅牢性を両立させる体制を整えています。これにより、宁定した金融サービスの提供と、デジタル変革(DX)のさらなる加速を支援することが可能になります。
ANSERとは?
「ANSER」は、金融機関の窓口やATMでの取引を自宅や外出先でも実施できる革新的なサービスです。このサービスでは、顧客は固定電話やスマートフォン、パソコンなど、幅広いデバイスを利用することができます。1981年からの実績を持ち、全国の700以上の金融機関に採用されているこのシステムは、長年の信頼と実績を活かした堅実なサービスを提供しています。金融機関は、センター設備やソフトウェアを共同で利用することで、システムコストの負担を軽減することができます。ANSERセンターとの接続により、様々な端末やサービスの利用が容易になります。
Kongが選ばれた理由
KongがNTTデータに採用された理由は、以下のポイントにあります。
1.
全体的な評価: 複数製品との比較において、機能性、拡張性、運用性の全てで最高評価を得ました。
2.
エンタープライズ設計: ゼロダウンタイム、高可用性、セキュリティが標準搭載された設計がされています。
3.
APIの統合管理: API開発と運用のベストプラクティスを反映した製品構成で、唯一のAPIマネジメントプラットフォームとしての優位性を持っています。これにより、NTTデータは堅牢で高可用性のAPI基盤を構築し、今後のパフォーマンスと安全性の向上へつなげていきます。
今後の展望
Kongは、2026年6月にAPI Gateway機能の先行リリースを予定しています。今回のKong APIプラットフォーム導入を通じて、NTTデータの金融インフラとして高可用性と俊敏性を備えた次世代API基盤の構築が進められます。Kong株式会社の代表取締役社長、有泉大樹氏は、「日本を代表する金融機関向けサービスにKongのAPI基盤が採用されたことを心より光栄に思います。Kongは、ミッションクリティカルな環境で培った技術と実績をもとに、日本市場でも積極的に展開してまいります」と語っています。
Kongについて
Kongは、APIマネジメントプラットフォームのリーディング企業であり、世界中の企業が「APIファースト」となることを使命としています。APIの構築から運用・管理まですべてのライフサイクルを網羅することで、高速かつセキュアな製品とサービスを提供しています。また、イノベーションの加速にも寄与します。詳細情報は、
Kongの公式ウェブサイトを参照してください。
サイオステクノロジーについて
サイオステクノロジーは、オープンソースソフトウェアを活用したシステムインテグレーションを強みとし、DX技術領域に注力しています。革新的なソフトウェア技術を追求し、社会の発展に貢献することを使命としています。詳細は、
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