街の魅力を引き出す新たなPDCAメソッドのご紹介
趣旨
一般社団法人国際文化都市整備機構とメタ観光推進機構が、このたび「街づくりのPDCAメソッド」を開発いたしました。これは、エリアクオリア指標とメタ観光マップを融合させ、地域の現状と新たな魅力を可視化することで、持続的な街づくりを実現するものです。
エリアクオリア指標は、国際文化都市整備機構がKDDIや角川アスキー総合研究所の協力で開発したもので、地域の人流データや口コミデータを基に街の特性を総合的に評価します。一方、メタ観光マップは地域の歴史的・文化的な価値を多層的に把握できるオンライン地図です。この2つを組み合わせることで、具体的な街づくりの戦略を立てることが可能になります。
「街づくりのPDCAメソッド」の必要性
現在、街づくりに関わる多くの事業者が共通して直面しているのは、エリアマネジメントの方向性が見えずに戸惑っていることです。具体的には、
1.
何を進めれば良いのか分からない
エリアマネジメント活動を始めたけれど、進め方に迷う事業者が多くいます。
2.
イベントの効果が実感できない
地域イベントを行っているものの、その効果を実感できずに息切れしているという声が聞かれます。
3.
他地域との差別化が難しい
自地域の強みを探ろうとするものの、他地域との比較ができずに個性が浮かび上がらない状況です。
これらの課題に対し、「街づくりのPDCAメソッド」は一貫したサポートを提供し、実効性のある成果をもたらすことを目的としています。
プログラムの内容
1. エリアクオリア指標による評価
この指標では、エリアを「街」単位で評価し、その特性を把握します。そこでのゴールは、地域に繰り返し訪れる「街のファン」を増やすことに設定し、それに基づく計測を行います。また、データは従来の統計データに加え、KDDIが提供するGPSデータや、角川アスキー総研による口コミデータを組み合わせて導き出されます。
2. メタ観光マップによる魅力の開発
メタ観光の観点から、地域内の「名所」を抽出するワークショップを行います。出たアイデアは、Googleマップなどにプロットしメタ観光マップとして視覚化。必要に応じて、ガイドツアーやシンポジウムも開催し、その普及を図ります。
提供価格
このPDCAメソッドは二つのプランで提供されます。エリアクオリア指標は、スタンダードプランが120万円(税別)、または項目を絞ったベーシックプランが60万円(税別)で利用可能です。メタ観光マップはスタンダードプランが500万円(税別)で、こちらもベーシックプランが120万円(税別)から提供されます。
まとめ
国際文化都市整備機構とメタ観光推進機構の連携により、街づくりがより戦略的かつ実効性のあるものになります。街の魅力を引き出して持続可能な発展を実現するために、ぜひこのPDCAメソッドを活用してみてはいかがでしょうか。