日本ベネックスが茨城県境町に屋根借り型メガソーラーを運転開始
株式会社日本ベネックスは、茨城県猿島郡境町に位置する物流施設「LF境古河」の屋根に、約4.3MWのFIP体制を利用した巨大な太陽光発電所「ベネックス境古河ソーラーポート」を設置しました。この発電所は、日本ベネックスが保有する太陽光発電設備としては過去最大の規模を誇り、2025年11月18日より運転を開始しました。
ベネックス境古河ソーラーポートの概要
このプロジェクトでは、6,994枚の太陽光パネルを設置し、年間発電量は一般家庭約1,425世帯が使用する消費電力に相当する約428万kWhを見込んでいます。また、発電所の出力は4,301.3kW(DC)となっており、県内における再生可能エネルギーの拡大に寄与することを目的としています。
発電所の特徴
- - 名称: ベネックス境古河ソーラーポート
- - 所在地: 茨城県猿島郡境町
- - 出力: 4,301.3kW (DC)
- - 年間予想発電量: 約4,275,000kWh (一般家庭約1,425世帯分)
- - パネルメーカー: トリナソーラー
- - PCSメーカー: SUNGROW
発電所の意義
この発電所の稼働により、日本ベネックスが保有する太陽光発電所は54件、総出力約75.3MWに達しました。その中で屋根借り型の太陽光発電所は37件、出力は約66.3MWにのぼります。また、FIP制度を利用した発電所は29件、合計出力は約54.3MWに達します。日本ベネックスは、再生可能エネルギーの推進をミッションとし、持続可能な社会の構築に向けて貢献し続けています。
日本ベネックスの沿革
日本ベネックスは、1957年の創業以来68年にわたり、精密板金加工の分野で実績を築いており、2012年からは再生可能エネルギー事業にも参入しました。様々な事業を展開しながら、「いい仕事を、しつづける。」というビジョンを掲げ、社会に新たな価値を提供することを目指しています。
会社情報
- - 本社所在地: 長崎県諫早市津久葉町99番地48
- - 代表者: 代表取締役社長 小林洋平
- - 設立年: 1957年
- - 従業員数: 約200名(グループ会社含む)
- - 事業内容:
- 製造業(精密板金加工技術を基とした産業機器の設計・製造)
- 環境エネルギー事業(再生可能エネルギー設備の設計・施工及び自社発電所の運営)
日本ベネックスは今後も、持続可能なエネルギーの普及をさらに進めていくことでしょう。これからの展開にも期待が寄せられます。