埼玉県久喜市とACワークスが連携協定を締結
埼玉県久喜市とACワークス株式会社は、2024年7月25日(木)に連携協定を結んだ。この協定は、両者が協力してデザイン分野における地域課題の解決を目指すものである。ACワークスは、ブラウザ上で利用できるデザインツール「デザインAC」や、日本最大級のフリー素材サイト「イラストAC」「写真AC」を運営しており、今回の提携を通じて地域活性化に寄与することを目指している。
協定締結式には、久喜市長の梅田修一氏とACワークスの代表取締役社長である矢野晶弘氏が出席し、今後の取り組みについて意気込みを語った。まず、本協定に基づき、ACワークスはデザインテンプレートを提供し、地域の行政活動やイベントに必要なチラシやポスターの制作をサポートする。これにより、地域活動がより円滑に進むことで住民の情報収集が容易になり、地域全体の活性化が期待される。
加えて、ACワークスに所属する外国人スタッフと協力することで、日本語の理解が難しい住民への情報発信への対応も強化していく。具体的な取り組みとしては、外国人住民に向けた情報発信ツールの共同制作や、多文化共生を加速するための施策が挙げられている。
具体的な取り組み内容
協定の要点は以下の通りである:
- - 市民への効果的な情報発信を強化する
- - 在住外国人への情報発信を充実させる
- - 地域活動のさらに活性化を目指す
- - その他、情報発信に必要な施策の実施
これらの取り組みの一環として、ACワークスが運営する「デザインAC」「イラストAC」「写真AC」などのプラットフォームを利用し、市民に親しみやすいデザインのチラシやポスターを提供する。特に、行政や地域活動において必要とされるデザインを容易に制作できる環境を整え、地域の様々なニーズに応える。
ACワークスのビジョン
ACワークスの企業理念は "「デザインしたい」を叶える" であり、デザインの力を通じて情報を効果的に伝えることを目指している。同社は特に最近、AI技術を活用したデザイン機能の開発に力を入れており、これによってさらに多様なニーズに応える形でサービスを拡充させている。
ACワークスが提供する各種サイトは、現在では利用者が1,200万人を超え、その中には14万人以上の有料会員が存在している。この多くのユーザーを持つプラットフォームを通じて、地域の方々に寄り添った情報発信が展開されることが期待される。
協定締結の背景には、地域におけるデザインニーズの高まりがあり、特に情報デザインにおいて住民が求めるものは多様化している。今後の協力により、ACワークスは久喜市の地域活性化を支援していくことになるだろう。
今後の展開に注目が集まる中、地域住民からの反響や具体的な成果がどう表れてくるのか、ますます期待が高まる。
詳しい情報は、
久喜市の公式サイト及び
ACワークスの公式サイトをご覧くださ。