サウナの発祥地フィンランド
フィンランドと言えばサウナ。国民の心の拠り所とも言えるこの文化が、最近になって新しい形で進化を遂げています。本日は、フィンランドの首都ヘルシンキに新しく誕生した世界初のサウナたちを紹介します。
バーガーキング サウナ
まず紹介したいのは、ヘルシンキ市内にある「バーガーキングサウナ」。昨年オープンしたこの施設は、ハンバーガーチェーンの店舗内に併設されており、市民の強い要望に応えて実現したものです。この貸切型サウナは、予約をすることでビジネスミーティングやスポーツ観戦の場としても利用が可能となっています。さらに興味深いのは、サウナに入りながら好きなメニューを注文できる点です。ハンバーガーや飲み物が部屋まで運ばれてくるという、まさに贅沢なサウナ体験が楽しめます。
施設情報
- - 収容人数:約15人
- - 設備:48インチのテレビ、シャワールーム、ロッカールーム、ランドリールーム、バスルーム
- - 入場料:€250〜€300(3時間利用、食事代は別)
URL:
バーガーキング サウナ
世界初のサウナ観覧車「スカイサウナ」
続いてご紹介するのは、近日オープン予定の「スカイサウナ」。この施設は、ヘルシンキにある「スカイ・ウィール」という巨大観覧車の中に、なんと専用のサウナゴンドラが設置されるというものです。サウナに浸かりながらヘルシンキの美しい風景や夜景を楽しむことができるため、すでに多くの予約が入っているうようです。
施設情報
- - 最高温度:90℃
- - 年齢制限:18歳以上
- - 入場料:€240〜(1時間利用、1~4人収容)
URL:
スカイサウナ
世界最大のサウナ@アールト大学
最後に紹介するのは、310平方メートルの面積を持つ「世界最大のサウナ」。フィンランドのアールト大学の大学生たちが手がけたこのサウナは、かつてドイツが持っていたギネス世界記録を上回る大きさです。しかし、このプロジェクトは短期間のもので、Vappu(ヴァップ)というフィンランドの特別な日に向けて plansが設けられ、終了次第解体される運命にあります。
施設情報
- - 設置期間:2016年4月に5日間で建設
- - 面積:310平方メートル
URL:
フィンランドサウナ
フィンランドのサウナ文化を体験しよう
フィンランドのサウナ文化は、ただリラックスするための場所というだけではありません。文化的でもあり、社交的な要素も強いのです。新しい形のサウナを体験することで、フィンランドならではの文化に触れることができるでしょう。また、フィンランド政府観光局(Visit Finland)は、フィンランドが持つ豊かな観光資源をより多くの人々に知ってもらう活動を行っています。ぜひ一度足を運んで、新たなサウナ体験をしてみてはいかがでしょうか。