近年、業務委託やフリーランスとして働く方が増え、企業とのコミュニケーションの形式も変わってきています。そんな中、株式会社CloudBrainsが提供する業務委託・フリーランス管理クラウド「Lansmart by SmartHR」が、新たにLINEとのAPI連携機能を開始しました。この機能の導入により、企業はLINEを通じて業務委託者へ発注書の承認依頼や請求書作成の催促を行うことができるようになります。これまでEメールでの通知が効果的ではなかった業務委託者に対しても、高い開封率を実現し、円滑な業務運営を目指します。
業務委託者への通知手段の課題
業務委託・フリーランスの仕事が増える中で、多くの業務委託者がPCをあまり使用せず、Eメールも頻繁に確認しない状況が見受けられます。特に1~2回の業務委託を行っている方々は、Eメールでの連絡が開封されないことが多く、期日までに適切な対応ができない事例も多発しています。スマートフォンの普及に伴い、業務上のやり取りをスマホで簡単に行いたいというニーズも高まっているため、企業側は新たなコミュニケーション手段を探していました。
このような状況の中、Lansmart by SmartHRは国内で高い利用率を誇るLINEとのAPI連携を導入することで、業務連絡や申請依頼の到達率アップを目指します。企業からの通知を業務委託者が手軽にスマートフォンで受け取れることで、迅速な業務対応が期待されます。
LINEのAPI連携機能の詳細
Lansmartと連携することで、業務受託者はLINEアカウントを利用してログインが可能になります。LINE連携を経て、発注書の承認、請求書の作成や提出、支払通知書の承認依頼をLINEで受け取ることができるようになります。実際、LINE通知を受け取った業務委託者は、リンクをクリックすることでLansmartのモバイルUIに遷移し、作業をそのままスマートフォン上で完結させることが可能です。
この新しい連携機能により、日常的にPCを開かない業務委託者にも確実に連絡事項を届けられることでしょう。企業側も業務処理の効率が大幅に向上し、事務作業の無駄を省くことが期待されます。
今後の展望
Lansmart by SmartHRは今後も、業務委託やフリーランスの多様で柔軟な働き方を支援する新機能の開発を続けていく考えです。業務委託管理の自動化を進めつつ、労働関連法令への対応も強化し、企業と業務委託者の双方にとってメリットのある管理体制を築いていきます。
Lansmart by SmartHRとは
Lansmartは、業務委託に関する標準化された管理フローを一元的に取り扱うことができるツールです。増加し続ける業務委託の関連法令に対応しているだけでなく、基幹系SaaSとの連携も可能で、データ入力の手間を削減します。このように、Lansmartは効率的な業務運営をサポートし、企業と従業員の居心地の良い環境作りに貢献していきます。
詳細な情報や製品の特長については公式サイト(
Lansmart公式ホームページ)をご覧ください。