AI社長が登場
2025-04-10 09:28:57

リコーが運営する共創拠点にAI社長導入、未来の価値創造を加速

新しい価値創造の拠点『RICOH BIL TOKYO』にAI社長が登場



リコーが運営する共創拠点『RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO』(通称RICOH BIL TOKYO)では、革新的な取り組みとして「AI社長」が導入されました。この新しい試みは、RICOH BIL TOKYOのゼネラルマネージャー、菊地英敏氏の考えや対話スタイルなどを“生きた形”で伝えるためのものです。これにより、メンバーが共通の知識と想いを持ってお客様に向き合う環境が整備されるのです。

RICOH BIL TOKYOとは?



RICOH BIL TOKYOは、2018年に設立された共創拠点であり、企業同士の対話や実証といった活動を通じて新しい価値を生み出すことを目的としています。2024年2月には品川エリアへ移転し、更なる拡大を果たす予定です。この場では、経営者やリーダー層との対話、共創ワークショップ、AIを活用したビジネスデザインの支援など、多彩なプログラムが展開されています。

「AI社長」導入の背景



RICOH BIL TOKYOでは、創造性を刺激する環境を提供することに注力していますが、運営チーム全員が同一の理解を持つことが課題となっていました。特に、RICOH BIL TOKYOの本質を誰にでも自信を持って伝えられるようにすることが重要視されています。このため、菊地氏の価値観やスタイルを社内で蓄積し、継承できるようにする必要がありました。

このような流れから、株式会社THAが開発した「AI社長」を導入することが決まり、その結果、RICOH BIL TOKYO専用のAI『BIL TOKYO AI』が生まれました。このAIは、以下の点で大きな効果を期待されています:

  • - 一貫した説明力の向上:誰が対応しても、RICOH BIL TOKYOについて同じレベルで説明できるようにする。
  • - 責任感の促進:メンバー全員が“責任者”としてお客様に向き合う意識を育成。
  • - 人材育成の加速:AIの活用により短期間で知識を定着させ、自信を持って対応できるようにする。

「AI社長」の機能とは?



「AI社長」は、経営者の理念を深く理解し、その企業に特化したチャットサービスです。24時間体制での相談窓口として機能し、社員は日常のコミュニケーションツールから気軽に質問を行うことができます。また、RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を用いて、社内知識に基づく回答を迅速に提供します。

さらに、THAの専門チームが企業特有のニーズを把握し、経営者の想いをAIに反映できるようカスタマイズを行っています。この結果、業界の特有用語やノウハウにも対応することが可能となります。

BIL TOKYO AIの特徴と会話例



BIL TOKYO AIは、以下の知識を持ち合わせてメンバーをサポートします:

  • - RICOH BIL TOKYOの活動内容とビジョン
  • - 各設備の特性と活用方法
  • - リコーが提供する先端AI技術に関する最新情報
  • - お客様との関係構築や共創の進め方

菊地氏は「BIL TOKYO AIの導入で、メンバー全員が自信を持ち、お客様に対してしっかりと向き合える環境が整いました」と述べています。ai社長サービスを利用すことで、菊地氏の知見と対話スタイルを全組織で共有することが可能になるのです。

まとめ



株式会社THAも、「AI社長」サービスを提供し、企業の成長を力強く支援しています。リコーの共創拠点での導入事例は、それが持つポテンシャルを示しています。今後もAI技術による革新が各企業の業務を支えていくことでしょう。



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会社情報

会社名
株式会社THA
住所
神奈川県横浜市中区住吉町3-29関内住吉ビル六階
電話番号
080-5203-6717

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