新型コロナウィルスの影響で帰省が難しい中、故郷の味を楽しむことができる新たなキャンペーンが始まりました。それが「食べる瀬戸内 STAY東京キャンペーン」です。このプロジェクトは、東京に住む地方出身者が自分の故郷の食材で作った特別なメニューを楽しめるというもので、開催場所は五反田の「Setouchi Kitchen」です。
キャンペーンの背景
帰省を控える地方出身者が多い中、このキャンペーンが立ち上げられた背景には「今年は帰らなくていいと言われた」という声がありました。この言葉に共感したのは、香川県出身の代表者。彼自身も家族との帰省を諦めた経験があり、故郷の味を通じて少しでもその想いを紡ぐことができればと考えたのです。地域の特色を大切にする取り組みとしても注目です。
どんなメニューが楽しめるのか
本キャンペーンでは、対象の8県(兵庫県、岡山県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県)出身の方を対象に、それぞれの地元の食材を使った特製メニューを一品無料で提供しています。メニューは季節によって変わることもありますが、具体的には次のような料理があります。
- - 兵庫県の淡路島玉ねぎのオーブンロースト
- - 岡山県の邑久の生牡蠣
- - 広島県のしまなみレモンサワー
- - 山口県のクラフト獺祭(グラス)
- - 香川県の三豊ナスのオーブンチーズ焼き
- - 愛媛県の河内晩柑サワー
- - 徳島県の阿波尾鶏フライドチキン
- - 高知県の馬路村ゆずサワー
各地方の食材に込められたストーリーを味わいながら、故郷の会話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。訪れてみた方は、スタッフに自分の出身県をお伝えするだけで、スムーズにメニューを楽しむことができます。注意が必要なのは、無料メニューの提供がディナーのみであること、また他のクーポンとの併用ができないことです。
新型コロナウィルス対策
安全に楽しむために「Setouchi Kitchen」では、厳格な感染予防措置を講じています。スタッフの健康管理や店舗の清掃・消毒に努め、また、入店時の手指のアルコール消毒をお願いしています。お客さま同士の距離を保つためにも、混雑状況に配慮しながらご来店ください。
まとめ
故郷の味を味わうことができる「食べる瀬戸内 STAY東京キャンペーン」。今回は、かつての帰省を思う気持ちを大切にしたい方々へ向けたささやかなサポートです。ぜひ、提供されるメニューを通じて、故郷との絆を再確認し、素敵なひとときを過ごしてください。キャンペーン実施は2020年7月22日から8月31日まで。お見逃しなく!