佐川急便、物流環境大賞で4冠
2024-06-28 18:35:43

佐川急便、第25回物流環境大賞で4つの取り組みで最多受賞!環境負荷低減への貢献を高く評価

佐川急便、第25回物流環境大賞で4冠達成!環境負荷低減への取り組みが評価される



佐川急便株式会社は、一般社団法人日本物流団体連合会が主催する第25回物流環境大賞において、4つの取り組みで受賞しました。これは同賞における最多受賞となります。

物流業界においては、地球環境への影響を考慮した持続可能な取り組みがますます重要視されています。佐川急便は、環境負荷低減を目的とした多様な取り組みを積極的に推進しており、今回の受賞は、その取り組みが社会的に高く評価された証と言えるでしょう。

4つの受賞内容



① 低炭素物流推進賞

九州大分県内の複数のパンメーカーと共同で、温度管理された共同配送センターと車両を活用した共同配送スキームを構築しました。これにより、トラックの積載率向上、運行台数削減、CO₂排出量削減、そして各メーカーの物流コスト削減を実現しました。

② 日本物流記者会賞

産業廃棄物として処理していた使用済みストレッチフィルムを分別・回収し、協力会社のリサイクル工場で再利用することで、エチレン製ゴミ袋などの原材料として活用しています。さらに、一部の荷主に対してストレッチフィルムの代替品である「グリーンベルト」の導入を推奨し、リユースの運用を構築することで、廃棄に伴うCO₂排出量を削減しています。

③ 特別賞(西濃運輸株式会社との共同受賞)

青森県下北郡向けの荷物の共同輸配送スキームを構築しました。人口減少地域における幹線輸送と配送の共同化により、持続可能な輸送ネットワークの構築・維持を目指しています。これにより、トラックの積載率改善、運行台数削減、労働・環境負荷低減を実現しました。

④ 特別賞(株式会社ユーグレナとの共同受賞)

「サステナブル配送プロジェクト」を実施しました。このプロジェクトは、お客さま、荷主、運送事業者の3者が協力し、温暖化対策に取り組むものです。プロジェクトに賛同したお客さまからの支援額と同額を、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」導入費用として拠出し、佐川急便のトラックに「サステオ」を供給しています。さらに、トライアスロン大会用品の輸送においては、トラック輸送には「サステオ」を使用しCO₂排出量を相殺、鉄道輸送にはJ-クレジットを利用することでCO₂排出量のオフセットを実現しています。

持続可能な社会の実現に向けて



佐川急便は、今回の受賞を励みに、今後も環境負荷低減のための物流効率化を積極的に推進し、持続可能な社会の実現に貢献していくとしています。

トピックス(経済)

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