川崎みなと祭で親子海釣り教室!
川崎市市制100周年を記念して開催された第51回川崎みなと祭りでは、7月14日と15日の2日間、小学生・中学生とその保護者を対象とした親子海釣り教室が東扇島西公園で行われました。
ベテラン講師による指導のもと、釣り初心者でも安心して楽しめる内容で、海のマナーや釣りのコツを丁寧にレクチャーしていただきました。参加者は、エサの付け方や竿の振り方を学び、熱心に釣りを楽しんでいました。
釣りの楽しさを体験!
子供たちは、スズキ、サッパ、コノシロ、アジ、カサゴなど、たくさんの種類の魚を釣り上げました。中には、初めて魚を釣ったという子もおり、興奮した様子で講師に釣果を報告していました。
海の恵みをいただく
釣った魚を美味しくいただくために、魚のさばき方や干物の作り方も実演されました。講師の巧みな手さばきに子供たちは目を輝かせ、真剣な表情で観察していました。
海を守る意識を高める
イベントでは、海釣りを安全に楽しむためのマナー講座も開催されました。周囲の人を傷つけないための気配りの仕方や、海のレジャーでの注意点、ライフジャケットの正しい着用方法などを学びました。
さらに、釣りを楽しんだ後は、全員でパーククリーンを実施。ゴミ拾いを通して、豊かな海を守っていくことの大切さを学びました。
参加者からの声
参加した子供たちからは、「釣りがすごく楽しかった」「色々な魚が釣れて嬉しかった」「海の生き物のことをもっと知りたいと思った」などの声が聞かれました。保護者からは、「普段なかなか海に行く機会がないので、このようなイベントがあると子供も気軽に海に行けるようになる」「子供と一緒に海で過ごす貴重な時間になった」「海の環境問題について考えるきっかけになった」などの感想が寄せられました。
川崎みなと祭り実行委員会
川崎みなと祭り実行委員会は、公益社団法人川崎港振興協会が主催するイベントです。川崎港の使命について市民の理解を深め、港に対する親近感を高めることを目的として、昭和49年(1974年)の市政50周年記念に「川崎みなと祭り」を開催しました。以来、毎年開催され、地域住民に親しまれるイベントとなっています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
この親子海釣り教室は、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として開催されました。
日本財団「海と日本プロジェクト」は、海と人との繋がりを大切にし、海の未来を担う子供たちへの意識啓蒙活動を行っています。
今回の親子海釣り教室は、子供たちに釣りの楽しさを体験させるとともに、海の環境問題や海の恵みについて考えるきっかけを提供しました。今後も、このようなイベントを通して、子供たちが海に親しみ、海を守っていくことの大切さを学んでいけるように、関係機関は連携して活動していく予定です。