北欧デザインと日本の伝統が融合した湯呑み
スウェーデンの陶芸作家、
マリアンヌ・ハルバーグが新たにデザインした二種類の湯呑みが、2025年12月15日に全国で発売される。この新作は、愛知県の伝統的な陶磁器である
瀬戸焼を用いており、オンラインショップ「トンカチストア」でも販売中だ。特に、彼女の湯呑みは他にはない魅力を持ち、使いやすさと美しさを兼ね備えている。
マリアンヌ・ハルバーグのデザイン哲学
マリアンヌは日常的に使用されるものだからこそ、使う人が一目で彼女の作品だと分かるものを作りたかったと語る。彼女が故郷のスウェーデンで古い日本の小さな茶碗に出会った経験が、今回の作品に影響を与えている。この茶碗が彼女にとってのインスピレーション源となり、200年の時を経て、二つの新たな湯呑み、【あめふるゆのみ】と【ばらふるゆのみ】を生み出した。
あめふるゆのみ
- - 価格: 5,500円(税込)
- - サイズ: Φ7.7×H6.4cm
- - 容量: 約120ml(満水時180ml)
- - 素材: 陶磁器(瀬戸焼)
この湯呑みは、700年以上にわたって人々の生活に寄り添ってきたストライプ模様を基にしたデザインで、
静かな美しさと安心感をもたらしてくれる。マリアンヌは、ストライプを描くことを“瞑想”のような時間と捉え、心を整えるための重要な行為だと考えている。
ばらふるゆのみ
- - 価格: 5,500円(税込)
- - サイズ: Φ7.7×H6.4cm
- - 容量: 約120ml(満水時180ml)
- - 素材: 陶磁器(瀬戸焼)
こちらは、彼女の家族が営む花屋で目にした薄い黄色にピンクの薔薇がプリントされた包装紙がきっかけで製作された。シンプルながらも
軽やかさを感じさせる薔薇のデザインが特徴で、陶器の上で動きのある表現が実現されている。
実用性と美しさの両立
この湯呑みは、実用容量約120ml。あたたかいお茶を楽しむには最適なサイズになっており、小ぶりなフォルムは手にすっぽり収まる。さらに、和洋どちらの食卓にも溶け込みやすく、デザートカップやそばちょことしても利用できる。電子レンジや食洗機にも対応しているため、使い勝手が非常に良い。
マリアンヌの独特なデザイン
どの角度から見ても、少し歪んだ形が特徴的で、マリアンヌらしい遊び心を感じられる。この独自のラインやフォルムは、彼女が大切にしてきた「日本の美」の一部でもある。彼女がインスピレーションを受けた古い茶碗の美しさは、そのまま彼女の湯呑みにも表れている。
まとめ
「
瀬戸焼」は、日本の伝統的な陶磁器であり、愛知県瀬戸市を産地とする。マリアンヌのsetoシリーズは、彼女自身の手がけるデザインを、コストや耐久性に配慮しつつ製作している。彼女の湯呑みは、ただ美しいだけではなく、日々の生活に寄り添う存在となるだろう。マリアンヌ・ハルバーグの作品を手に取って、北欧と日本のコラボレーションを体感してみてはいかがだろうか。
詳しくは、
トンカチストアでご覧いただける。