VX-THシリーズ発表
2020-06-01 10:05:11

非接触体表面検査システム VX-THシリーズの登場とその特長

非接触体表面検査システム VX-THシリーズ



新型コロナウイルスの影響を受け、体温管理の重要性が高まっています。それに伴い、非接触での体表面温度の計測方法が求められています。特に、検査員との関わりを最小限に抑えつつ、正確に体温を測定する技術の必要性が増しています。こうした中、旭日産業株式会社が新たに発表した「非接触体表面検査システム VX-THシリーズ」が注目を集めています。

このシステムは高性能のサーモグラフィを使用し、離れた距離からでも顔の表面温度を詳細に測定できるのが特長です。これにより、発熱や体温異常を持つ人を迅速に識別することが可能となります。低解像度のサーモグラフィでは、近距離での測定によってリスクが伴いますが、VX-THシリーズはその問題を解消しています。

高解像度による高精度の測定


VX-THシリーズでは、2メートル離れた位置からでも3mm未満の高解像度で体表面温度の測定が可能です。この特長により、検査員が発熱者と近距離で接触するリスクを軽減できます。さらに、発熱者を容易に確認できるアイソサーム機能も搭載されていて、設定した温度以上の部分は色付けされ、一目で異常者を確認できるのが大きな利点です。

VX-01コントローラの搭載


VX-THシリーズの最大の特筆点は、新開発のサーモグラフィコントローラ「VX-01」が組み込まれていることです。このコントローラは、温度の計測だけでなく、異常温度の判定や熱画像の保存も行います。特定エリアの最高温度、最低温度、平均温度を計測することができ、さらに警報レベルを設定することで、温度異常時にアラームが作動します。計測した熱画像は外付けHDDに保存可能で、データの管理が簡単に行えます。

4つのモデルから選択可能


今回発表されたVX-THシリーズには、用途やニーズに応じた4つの異なるモデルがあります。
1. スタンダードモデル VX-TH-01: 基本的な機能を搭載し、すぐに使用開始可能。
2. 耐環境モデル VX-TH-02: 防塵・防滴カメラハウジングを使用し、より過酷な環境でも利用できます。
3. デスク型キャビネットモデル VX-TH-03: エントランスや受付に最適なデザイン。
4. パーツモデル VX-TH-00: ユーザーが自由にレイアウトできるカスタマイズタイプ。

これらのモデルは、標準価格1,200,000円からとなっています。ニーズに応じて選べる多様性は、企業や施設の体温管理をサポートする強力な手段となるでしょう。この最新の技術を取り入れることで、安全で快適な環境作りに貢献できると期待されています。

会社情報

会社名
旭日産業株式会社
住所
東京都中央区日本橋本石町1-1-6
電話番号
03-5200-8111

関連リンク

サードペディア百科事典: サーモグラフィ 旭日産業 VX-TH

Wiki3: サーモグラフィ 旭日産業 VX-TH

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