2021年Eコマーストレンド
2021-03-31 12:00:06
Shopeeが語る2021年東南アジアのEコマース動向とトレンド
Shopeeが語る2021年の東南アジアEコマーストレンド
2021年、Shopeeは設立5周年を迎え、過去5年間の消費者データに基づくEコマースのトレンドワードを発表しました。主に注目すべきは「ソーシャル」と「パーソナライゼーション」という二つのテーマです。これらは今後のオンラインショッピングの経験を大きく変革しつつあります。
ソーシャル:人との繋がりを強化する機能
近年のオンラインショッピングでは、商品を購入するだけでなく、消費者が情報や人との結びつきを重視するようになっています。この傾向は過去5年間で顕著に見られ、アプリの使用時間は年々増加しています。さて、このトレンドについて具体的な機能を見ていきましょう。
1. ライブストリーミング(ライブコマース)
Shopeeでは、Eコマースにおけるライブストリーミングが急速に普及しています。特に、個々のセラーがユーザーと直接コミュニケーションをとれる点が特徴で、Shopee Liveはその代表的な例です。2019年に導入されたこのサービスでは、販売事業者やインフルエンサーが商品を紹介し、リアルタイムで視聴者からのリアクションを受け取りながら販売を行います。2020年第3四半期には合計4,800万時間以上も再生されており、この数字が示すように、ユーザーとセラーのつながりを深める手段として活用されています。
2. ライブチャット
Shopeeのライブチャット機能も、セラーとバイヤーを結ぶ重要な役割を担っています。このCtoC(Consumer to Consumer)のプラットフォームでは、絵文字やオリジナルスタンプを使ってよりカジュアルな会話が楽しめます。1日平均3,000万通のメッセージが交わされており、セラーは顧客からのフィードバックを得ることができるため、購入促進にもつながります。
3. ソーシャルネットワークサービス(SNS)
2020年に導入された「Shopee Feed」は、商品の写真やコメントをフォロワーと共有することができます。これにより、消費者は興味のあるショップやブランドの最新情報をリアルタイムで受け取ることができるようになりました。セラーは新商品やクーポンの情報を共有することで、フォロワーとのエンゲージメントを高めることが可能です。
パーソナライゼーション:個別ニーズに応える体験
東南アジアの消費者は技術に精通した若い世代であり、画一的なアプローチでは通用しません。販売者は個々の消費者の嗜好を分析し、高度なパーソナライズを提供することが求められています。Shopeeは各市場ごとのニーズに応じたアプリ設計を行い、個々の嗜好に合った商品提案や広告配信をしています。
その結果、AIによるプロモーション機能を活用した事業者は、そうでない業者に比べて平均65%も高い売上を記録しています。
越境EC事業者への重要性
東南アジアのトレンドを理解することは、越境ECに取り組む事業者にとって極めて重要です。Shopeeはこれらのトレンドに適応しながら、販売者に必要なマーケティング機能を日々進化させていきます。また、ショッピージャパンでは、日本の越境EC事業者向けにサポート体制を強化し、機能活用を促進していく方針です。
Shopeeとは?
Shopeeは、東南アジアと台湾で運営される最大のEコマースプラットフォームで、消費者、ブランド、販売者が繋がり、商品の売買が行えます。安全かつ魅力的なショッピング経験を提供し、毎日何百万人ものユーザーが利用しています。簡潔な物流システムやローカライズされたエンターテインメント機能も大いに人気を支えています。
Shopeeグループは、シンガポールのSea Limitedが運営しており、デジタルエコノミーの促進にも寄与しています。
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会社情報
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ショッピージャパン株式会社(Shopee Japan)
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- 東京都千代田区丸の内2丁目5-1丸の内2丁目ビル 7F
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