ライフネット生命の岡部祐介選手がデフリンピックで快挙を達成
2025年11月17日と18日の2日間、東京で開催された「第25回夏季デフリンピック競技大会」において、ライフネット生命保険株式会社のアスリート社員、岡部祐介選手が男子十種競技に出場し、日本人として最高の7位に入賞しました。この結果は、自己ベストを大幅に更新したことを意味し、合計5304点を獲得しました。
岡部選手の素晴らしい成績
岡部選手は、以下の公式記録を保持しています:
- 100m:11.88秒
- 走幅跳:6.27m
- 砲丸投:10.28m
- 走高跳:1.57m
- 400m:52.83秒
- 110mハードル:16.75秒
- 円盤投:25.07m
- 棒高跳:3.00m
- やり投:35.90m
- 1500m:4分54秒39
この成績は、特に岡部選手にとって特別なものであり、彼自身の目標である5377点を超え、さらなる自己成長の証となりました。
サポートへの感謝
岡部選手は、出場を支えてくれたライフネット生命の皆さん、国士舘大学陸上競技部の監督、家族、そして応援してくださったすべての方々に感謝を表明しました。「デフリンピックに出場できたことは大きな誇りであり、皆さまの応援が大きな力になりました」と述べています。
彼はまた、十種競技が全ての積み重ねが試される競技であると指摘し、今回の経験を通じてさらなる伸びしろがあることを実感したと語ります。
「結果には満足していますが、まだまだ成長した姿をお見せできるよう、努力を続けていきたい」と強調しました。
岡部祐介選手の背景
岡部選手は、2016年にライフネット生命に入社し、両側感音性難聴を持つ障がい者アスリートです。耳が聞こえなくても、彼はコミュニケーションに困難を抱えながらも、自分の夢を追い続けています。彼のコミュニケーション手段は、相手の口元を読み取ることや筆談を活用しています。この障がいを克服し、アスリートとしてのキャリアを築き、デフリンピックへの参加を目指して活動しています。
彼は2022年から十種競技に転向し、2025年のデフリンピック出場を目指して努力を続けています。岡部選手の夢は、デフリンピックの知名度を向上させ、支援を得られる社会を築くことで、未来のデフの子どもたちに夢や希望を与えることです。
まとめ
ライフネット生命は、岡部選手のように真剣に自分の目標を追い求めるアスリートを支援することを誇りに思っています。今後も岡部選手の活躍に注目が集まることでしょう。私たちは、彼のさらなる成功を心より願っています。
参考リンク