盛岡歴史展案内
2025-04-24 19:06:30

盛岡の歴史を感じる企画展「マチノカタチ」開催のご案内

盛岡における城下町の魅力を探る企画展「マチノカタチ」開催



盛岡の中心部に位置する「もりおか歴史文化館」では、2025年4月26日から7月6日まで特別企画展「マチノカタチ -盛岡城下町の都市プラン-」が開催されます。この展覧会は、アメリカの新聞「ニューヨーク・タイムズ」に「2023年に行くべき52か所」に選ばれた盛岡の魅力を再発見する素晴らしい機会です。

盛岡は、自然に囲まれた美しい環境の中で、長い歴史を誇る街です。盛岡城下町は、江戸時代に南部家によって計画され、歴史的な名所や文化的な資産が数多く存在します。今回の企画展では、盛岡城を中心に、その周辺の歴史と都市計画に焦点を当てます。この展覧会では、盛岡城下町の形状や構成、歴史の痕跡をたどりながら、当時の人々がどのようにこの街を形成してきたのかを考えるための貴重な資料が展示されます。

城下町「盛岡」の形成と発展



盛岡城下町の形成は、戦国時代から始まりました。文禄から慶長年間にかけて、南部信直は豊臣秀吉の許可を受け、三戸城を拠点に新しく岩手郡不来方に盛岡城を築き、そこを中心に町の建設を開始しました。この企画展では、江戸時代に描かれた様々な城下図を通じて、道や川、橋、堀、門などの交通網や防衛設備の意図を探ります。

江戸時代には、盛岡の町は都市プランに基づいて発展しました。「盛岡砂子」という地誌では、町の割り方や方針についての議論が交わされた記録が残されています。その内容を基に、町の内部構成、すなわち藩の施設や武士の町、町人の町、信仰の場などがどのように配置されていたのかも紹介されます。それにより、盛岡という町の多様な顔を持つ構成要素を一目で理解できます。

展示内容の深掘り



来場者は、下小路屋敷分間図や北監物屋敷図、聖寿寺図などの貴重な資料を通じて、盛岡城下町の詳細な情報を得ることができます。これらの資料は単なる図面や地図ではなく、当時の人々の生活や文化、町の成り立ちを深く理解するための基盤となるのです。

関連イベントのご紹介



企画展「マチノカタチ」に関連するイベントも充実しています。5月24日(土)には、具体的な街を歩きながら「マチノカタチ」を体感できる散策イベントが行われ、6月28日(土)には「盛岡砂子」に基づいた講座が企画されています。また、各日程にてギャラリートークが行われ、学芸員による解説も聞くことができます。これらのイベントは、盛岡の歴史をより深く理解するための絶好の機会となるでしょう。

企画展の詳細情報



  • - 期間: 2025年4月26日(土)~7月6日(日)
  • - 休館日: 5月20日、6月17日
  • - 開館時間: 9:00~19:00
  • - 観覧料: 一般300円、高校生200円、小・中学生100円

盛岡の歴史や文化を感じるこの特別企画展を通じて、多くの方々に盛岡城下町の魅力を再発見していただければ幸いです。ご参加、お待ちしております。


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会社情報

会社名
株式会社乃村工藝社
住所
東京都港区台場2丁目3番4号
電話番号

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