2024年度「学術研究者支援」贈呈式について
2024年7月26日、九電工による【学術研究者支援】の贈呈式が盛大に行われました。この取り組みは、同社が事業発展に有能な人材を確保し、高度な技術研究を支援することを目的としています。2000年度からの活動を通じて、これまでに55名の研究者に支援を行ってきました。
受賞者の紹介
本年の受賞者は、山口東京理科大学の溝口知広教授と宮崎大学の太田靖之准教授の2名です。彼らは、各自の専門分野において非常に意義ある研究を進めています。
- - 溝口知広教授は「レーザー計測点群中の物体検出に基づく、既存図面情報の効果的な更新」という先端的な研究に取り組んでいます。この研究は、既存の図面情報を最新のデータにアップデートする手法を模索し、さまざまな産業において活用が期待されています。
- - 太田靖之准教授の研究テーマは「高効率Power-to-Gasシステムによる災害対応型エネルギーマネジメントシステムの構築」です。これにより、災害時のエネルギー供給の信頼性が向上し、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されています。
期待される影響
贈呈式では、九電工の代表取締役社長・石橋和幸氏が受賞者に助成金100万円の目録を手渡しました。その際、石橋社長は「今回の助成金が、先生方の研究や教育活動の一助となり、優れた成果を収められることを期待しております。また、両先生の技術が社会課題の解決に向けて一層の加速をすることを切に願っております」と述べ、研究者たちへの期待を表明しました。
未来への取り組み
九電工はこれからも、優秀な技術研究者への支援活動を継続し、さらなる技術革新を推進していく方針です。企業が学術研究を支援することで、技術の進歩や社会課題の解決に寄与することができると信じています。このような取り組みを通じて、次世代の研究者たちが新たな発見をし、持続可能な社会の構築に貢献することを期待しています。
左から、石橋社長、溝口教授、太田准教授、陶山専務の写真も合わせて紹介され、贈呈式の雰囲気が伝わります。
今後の九電工の活動に注目が集まります。