サイクリストの聖地・しまなみ海道で開催された『万田発酵Presents グラン・ツール・せとうち 2015』レポート

しまなみ海道でのサイクリングイベント『万田発酵Presents グラン・ツール・せとうち 2015』

2015年に行われた『万田発酵Presents グラン・ツール・せとうち 2015』は、サイクリストの聖地とも称されるしまなみ海道で開催され、今年で3回目を迎えました。このイベントは、ただ走るだけでなく、参加者同士および地域住民との交流を重視しています。

イベント当日の様子

当日は小雨の降る中、参加者たちは元気にスタートしましたが、時間の経過とともに晴れ間も見える予報となり、約1,800人のサイクリストたちが瀬戸内の美しい自然の中を楽しみました。各エイドステーションでは地元の方々との交流の機会も多く、参加者たちはサイクリング以外にも地域の文化を感じることができました。

デニス・アーウィン氏の訪問

特別ゲストとして登場したのは、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、デニス・アーウィン氏です。オープニングセレモニーではスターターとして参加者に激励の言葉を送り、幅広い世代のサイクリストとの交流を楽しんでいました。また、エイドステーションの一つとして万田発酵本社で開催された「ユナイテッドミュージアム in 因島」では、デニス氏とタレントのパンツェッタ・ジローラモさんが楽しいトークを繰り広げました。

トーク中には、デニス氏がジローラモさんにボールをパスし、二人でリフティングを披露する微笑ましいシーンも見られました。また、デニス氏は参加選手を応援しながら、その他のメディアの取材にも対応し、サイクリングに対する熱い思いを語っていました。

瀬戸内の美しさと参加者の満足

スタート／ゴール地点である向島運動公園では、参加者たちとの交流を深める記念撮影会や、マンチェスター・ユナイテッド現役選手のサイン入りユニフォームの抽選会も行われ、参加者たちにとって忘れがたい思い出を提供しました。

デニス氏は「美しい瀬戸内の景色が、なぜサイクリストにこのイベントが人気なのか教えてくれました。幅広い年齢層の参加者がサイクリングを楽しんでいるのが伝わる、素晴らしいイベントです。」と語り、イベントを楽しんでいる様子が見受けられました。また、参加者たちも地元の美味しい食べ物をエイドステーションで味わい、温かいおもてなしを受けながら、最高のサイクリング体験を満喫したことでしょう。

サイクリングイベントの意義

「グラン・ツール・せとうち」は、サイクリングを通じて地域とのつながりを深めることを目的としており、毎年開催されるこのイベントは、ますます多くの参加者を惹きつけています。しまなみ海道は、風景の美しさと温暖な気候、さらに地元の人々の心温まる交流が、全国からのサイクリストにとって一度は訪れたい場所となっています。参加者は、小学生以上で健康な男女に限られており、制限時間内に完走するための条件も設けられています。

今後もこのようなイベントが続くことで、サイクリストたちと地域の人々の絆が深まることを期待しています。興味のある方は是非、次回の開催をチェックしてみてください。