江戸切子展開催中
2024-08-29 17:43:41

時の美を感じる江戸切子展が銀座・和光で開催中

銀座の和光本店地階では、江戸切子の魅力が感じられる特別展示が行われています。この展覧会のテーマは「時」で、江戸切子の伝統と現代の技が融合した作品約350点が展示されています。江戸切子は、江戸時代後期から続く日本の伝統的なガラス工芸で、職人たちの手仕事による精巧なカットやデザインが特徴です。特に、作家たちの作品はそれぞれに個性があり、見る人を引きつける美しさを持っています。

この展示には、経験豊富な瀧澤利夫氏、革新的なスタイルを追求する高野秀徳氏、そして注目の若手作家青山弥生氏の3人の作家が参加。彼らはそれぞれ異なるアプローチで「時」を表現しており、江戸切子の技術を受け継ぎつつ、新しい形を探求しています。

瀧澤利夫氏は1938年生まれで、長野県で育ち、東京で職人としての道を歩んできました。江戸切子の技術を広めるために講座を開催し、未来の職人を育てる活動に尽力しています。彼の作品には、江戸切子の古典的な美しさが感じられます。

一方、高野秀徳氏は1996年に独立し、従来の技法に新たなエッセンスを加えた作品を生み出しています。彼の作品は特に大胆なデザインが特徴で、見る人に強いインパクトを与えます。最近では、クラフト展での受賞歴も増え、注目の作家となっています。

若手作家青山弥生氏は、2023年に伝統工芸士に認定された新星で、彼女の作品には繊細さと現代的な感覚が融合しています。彼女のアプローチは、若い世代に江戸切子を身近に感じてもらうための工夫が施されており、ぜひ注目してほしい作家です。

江戸切子の特徴的な「透き」を意識した作品に加えて、王道の吹きガラスを用いた大鉢も展示されており、実用性と美しさを兼ね備えたアイテムが揃っています。この江戸切子展は、ただの展示販売にとどまらず、日本の美意識や歴史を感じさせる貴重な機会となっています。

和光が提案する「アーツアンドカルチャー」の理念に基づき、このイベントは単なる商品販売場ではなく、文化と人をつなぐ場所となっています。和光はこれまでも多様なアートを紹介し続けており、今回の企画もその一環として位置づけられています。江戸切子の魅力を直接体験できるこのチャンスをお見逃しなく。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。展示は期間限定で行われているため、詳細は和光の公式ウェブサイトをチェックしてください。


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会社情報

会社名
株式会社 和光
住所
東京都中央区銀座4-5-11和光
電話番号
03-3562-2111

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