小学生が手掛けたラッピング電車、ついに出発!
2024年11月1日、富山駅では小学生がデザインしたオリジナルラッピング電車の出発式が華々しく開催されました。このプロジェクトは、一般社団法人とやまミライラボが主催した学習イベント「富山湾すしレンジャー」に参加した子どもたちによるもので、未来の海の大切さを伝えるための素晴らしい取り組みです。
イベントの概要
出発式は16時30分から、富山駅の南北自由通路の共有スペース前で行われ、参加者には子どもたちを含む多くの関係者が集まりました。このイベントは、次世代へ美しい海を引き継ぐための「海と日本プロジェクト」の一環として実施され、富山県や富山市も協力しています。
学びの集大成「富山湾すしレンジャー」
2024年の7月25日から27日にかけて、小学5・6年生20名が参加した「富山湾すしレンジャー」では、富山のすしの魅力を学ぶための様々な活動が行われました。最終日には、子どもたちが習得した知識を活かし、ラッピング電車のデザインに挑戦。富山湾の魚や清新な水、力強く育った米などを使用して、ちぎり絵で表現しました。
今回はクリエイティブディレクターの居場梓さんとデザイナーの金森健司さんのサポートを受けて、子どもたちの作品が見事に電車にデザインされ、個性あふれる「すし電車」が完成しました。
小学生代表の挨拶と乗車体験
出発式では、小学生代表の小杉晃弘さんが挨拶。「富山の豊かな自然とおすしの絵を描きました。この電車を見た方々がすしを食べたくなって、富山のすしがもっと有名になるといいな」と語り、その思いは参加したすべての人に届いたことでしょう。
出発式の後、子どもたちは実際に「すし電車」に乗り込み、興奮冷めやらぬ様子で自分が描いたちぎり絵を見つけに走りました。保護者や関係者に見送られながら、富山市内に向けて出発する姿は、彼らの努力の結果を感じさせる瞬間でした。
地元の魅力を発信する
富山駅に戻った後、子どもたちは駅利用者にすし電車のリーフレットやオリジナルのマスキングテープを配布し、自ら富山のすしや海の魅力を広めました。この電車は、2024年11月1日から12月31日までの2か月間、富山駅を経由して南富山駅前から富山大学前までのルートで運行されます。車内には彼らが学んだことが紹介されています。
子どもたちの声も印象的でした。「ちぎり絵で描いたぶりを見つけられて嬉しかった」「自分たちが学んだ富山のすしを多くの人に知ってほしい」など、彼らの思いは確かに伝わっています。
未来のための取り組み
この活動を通じて、子どもたちは海の大切さを学び、未来へつながる感じを持つでしょう。一般社団法人とやまミライラボとしては、これからも海と人をつなげる活動を推進し、豊かな海を次世代に残すための重要な役割を果たしていきます。
*詳しい情報は以下のリンクからご覧いただけます!
一般社団法人とやまミライラボ
海と日本プロジェクト