充電と広告が融合!
2015-04-24 10:00:33
新たな充電メディア端末『feeling』が500店舗でのサービスを開始
スマートフォン充電器とデジタルサイネージが融合した『feeling』
新時代のメディア端末、『feeling(フィーリング)』が、国内の500の店舗で正式にサービスを開始しました。この新しい装置は、スマートフォン充電機能に加えて、パーソナル・デジタルサイネージを搭載しており、外出時の充電ニーズを満たすだけでなく、広告やプロモーションの新たな形を提供します。
充電ニーズの高まりとその背景
現在、日本国内でのスマートフォン契約数はおよそ6,000万台に達しており、日常生活におけるスマホの重要性は増しています。しかし、通信速度の向上や高機能化により消費電力は増加し、バッテリーの持続時間が減少する傾向が見られます。このような状況下で、スマホユーザーは「バッテリー不安」に直面しています。
この課題に対処すべく、feelingは登場しました。充電サービスを提供するだけでなく、充電中にデジタル広告を配信することができます。これにより、店舗や施設は集客効果を高めることができるのです。
多様な利用シーンが魅力
feelingは、コーヒーショップやファストフード店、レストランなどさまざまな飲食店舗での利用が見込まれています。また、美容室や病院、携帯ショップなどのサービス施設でも導入される予定です。さらに、感応性の高い新しいメディアとして、顧客の目に触れる機会が多いのも特徴です。
特に注目されているのは、「充電サービス」による集客アップの可能性です。店舗に設置されたfeeling端末は、使い方によってリピーターを増やす効果が期待されています。例えば、充電中に流れる広告を通じて、顧客が興味を持っている商品やサービスについての情報を得ることができます。
新たなビジネスモデルの構築
feelingの導入は、単なる充電サービスを超えた「収益還元型ビジネスモデル」を実現します。店舗は広告が再生されることにより、インプレッション数に応じた広告料を収入として得ることができ、これによりfeelingの導入コストを上回る副収益を確保することが可能です。
この収益モデルは、地域密着型の広告として新たな収益源となるだけでなく、店舗自らの広告やキャンペーンを行うO2Oマーケティングの場としても機能します。
インタラクティブなコンテンツ配信
feelingは、動画広告やタイアップコンテンツを配信することから始まり、今後はQRコードやNFCを利用したインタラクティブ機能も追加予定です。スマートフォン用の専用アプリとも連携するため、ユーザーはより魅力的な体験を得ることができます。
このように、feelingは単なる充電器ではなく、多面的な機能を持つ新しいメディア端末として期待されています。サービスのスタートと同時に、動画広告の出稿受付も開始され、様々な広告主がこの新しいプラットフォームを利用することができます。
これからの展望
2023年5月からの500店舗でのサービス開始を皮切りに、10月には2,000店舗への導入を目指しています。feelingメディアの進化により、広告主や店舗、ユーザーのニーズに応える新時代の広告メディアとしての役割を果たすことが期待されています。今後も、feelingの展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社スマートワン
- 住所
- 東京都港区西麻布3-1-15RFビル3F
- 電話番号
-
03-5413-3652