株式会社Rist、インフラメンテナンス賞を受賞
2025年度インフラメンテナンス賞の「チャレンジ賞」を受賞したのは、株式会社Rist(以下、Rist)です。京都市上下水道局と共に行った「画像認識AIを活用した下水道管路調査画像の劣化判定等に関する共同研究」により、この栄誉が手に入りました。表彰式は2026年2月26日に行われ、関係者たちが新しい取り組みへの期待を寄せる中、受賞を祝いました。
受賞の背景
受賞したプロジェクトは「AI×スポーツカメラによる新たな下水道管内調査」という名のもと、地下に広がる下水道という未知の領域に挑戦してきた成果です。従来の下水道管路調査では、多くの調査延長やコストの課題がありましたが、高画質の管口カメラ調査とAI画像判定技術を組み合わせることにより、これらの問題を解決する手法を開発したことが高く評価されました。具体的には、現場での撮影品質を確保する「管内画像良否判定ツール」と、劣化度を定量的に評価する「管内劣化判定ツール」など、2つのAIツールが駆使されています。これにより、管路内調査の効率化が飛躍的に進むこととなりました。
インフラメンテナンス表彰制度とは
土木学会が主催するインフラメンテナンス表彰制度は、2021年度から始まりました。この制度は、インフラメンテナンス分野に特化した優れたプロジェクトや技術者、また特定の技術などを評価し、共有することを目的としています。これにより、メンテナンス業界に対するインセンティブを高めることが期待されています。Ristの取り組みはこの制度の中でも特に注目されています。
株式会社Ristとその取り組み
Ristは、「画像AI事業」と「データ分析事業」を基盤に、さまざまな分野でAI技術を用いたシステム開発やデータ分析を行っています。製造業やライフサイエンス、社会インフラなどの分野で、顧客や社会の課題解決に貢献することを目指し、幅広いソリューションを提供しています。特にAIの活用や撮像に関するコンサルティングも行い、企業の研究開発や技術支援に対応しています。
本社は京都府京都市に位置し、京セラグループの一員として、技術革新と社会貢献に取り組んでいるRist。今回の受賞を礎に、さらなる技術開発と新しいインフラメンテナンスの時代を築いていくことが期待されています。
【参考情報】
- - 会社名:株式会社Rist
- - 本社所在地:京都府京都市下京区五条通河原町西入本覚寺前町830 京都エクセルヒューマンビル7階
- - 設立日:2016年8月1日
- - 代表取締役社長:長野慶
- - 公式サイト:Rist公式サイト