サイバーリーズン新CEO・桜田仁隆氏の就任
2025年5月1日、サイバーリーズン合同会社は桜田仁隆氏が代表執行役員社長に就任することを発表しました。この交代は、同社のサイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason」を国内へ提供する重要な局面となります。
桜田氏は、30年以上にわたりITおよびセキュリティ業界で培ったフレキシブルな経験と、豊富な知識を持つリーダーです。シスコシステムズやデル、ルーセントテクノロジーといった米国の大手企業での実績を経て、最近ではシトリックスシステムズでのサービス事業統括及びエフセキュアの日本法人社長を務めていました。2022年5月からはサイバーリーズンに参画し、事業開発や製品事業、パートナー営業本部長として業務を推進してきました。
桜田氏が社長就任に際して、米国の親会社であるCybereason Inc.のCEOであるマニッシュ・ナルラ氏は、「桜田氏のこれまでのリーダーシップと任務に対する深いコミットメントが、日本におけるサイバーリーズンの成長にとって重要な要素になると期待しています」と述べました。
新たなゴールと方針
桜田氏は「サイバーリーズンの社長に就任することは、身の引き締まる思いです。これまでの経験を活かし、会社のさらなる成長に全力を尽くす」と語りました。彼が掲げる3つの主な方針は以下の通りです。
1. 顧客第一主義
お客様からのフィードバックを真摯に受け止め、常に改善と適応を重視する方針を強調しました。顧客の声が反映された製品やサービスの提供を目指します。
2. 製品及びサービスの革新
7年連続でシェアNo.1を記録するEDR及びMDRサービスに加え、より進化したXDR、MTD、CNAPPサービスの導入を進め、安全で安心なサイバーセキュリティ環境の提供に努めるとしています。
3. ソリューション提案力の強化
パートナーとの連携を強化し、社員の能力向上を図ることで、顧客のニーズに最適なソリューションを提案できる体制を築きます。
サイバーリーズンのビジョン
新社長のリーダーシップのもと、サイバーリーズンは顧客満足度の向上、革新的な製品・サービスの開発、そしてソリューション提案の質を高め、お客様とパートナー様のビジネス成長を支援することを目指します。
会社概要
サイバーリーズン合同会社は、東京を拠点に置く国際企業で、40カ国以上にわたる顧客基盤を有し、XDR、EDR、EPPソリューション及びMDRサービスの提供を行っています。それにより、企業のエコシステムに対するサイバー攻撃の脅威を排除することを目指しています。
サイバーリーズンのCybereason Defense Platformは、進化するサイバー攻撃に対する優れた防御と検知能力を提供し、クライアントがビジネスにおいて重要な意思決定を行う助けとなる情報を提供します。
設立は2016年3月9日、桜田氏のリーダーシップが今後の発展にどのように寄与するのか、注目が集まります。