エネチェンジの新展開
2016-02-16 11:00:02
電力比較サイト「エネチェンジ」が英技術を独占契約!電力市場が変化する可能性
エネチェンジ、英ケンブリッジ大学の技術を導入
電力自由化に伴い、消費者の電力会社選びが容易になった昨今、電力比較サイト「エネチェンジ」が新たなステップに進みました。日本国内で電力のデータ解析を強化するため、英ケンブリッジ大学由来のスマートメーター解析技術を独占的に契約したのです。これにより、日本の電力市場における競争やサービスの質が一層向上することが期待されています。
スマートメーターの普及とその影響
2016年に電力自由化が始まると同時に、スマートメーターの設置が急速に進みました。このデバイスは、30分ごとに電力を計測し、そのデータを電力会社にリアルタイムで送信します。2030年までに全国のすべての家庭に設置が求められており、これにより消費者はより透明で柔軟な電力選びが可能になります。特に、時間帯別料金や需要応答サービスなど、消費者のニーズに応じた新たな料金プランが期待されています。
エネチェンジは、この流れに乗る形で、蓄積されるビッグデータの解析を進めています。これにより、電力会社の料金シミュレーションを通じて、消費者に最適なプランを提案し、契約の切り替えを簡便化することを目指しています。エネチェンジの提供する「電気使用量診断」では、独自のアルゴリズムを駆使して、月間180万人以上の訪問者に対し、多様な料金プランを比較可能にしています。
英国SMAP Energy社との連携
エネチェンジが今回契約を交わしたSMAP Energy社は、ケンブリッジ大学が設立した産学連携ベンチャーで、スマートメーターから得られるデータを分析する技術を持っています。彼らの提供する“SMAP”は、電力事業者向けのデータ解析サービスであり、過去の電力使用量を基に顧客の行動や料金プランの選択に関するシミュレーションを行うことができます。
この技術の導入により、エネチェンジは電力会社を対象としたコンサルティングサービスを一層強化し、デマンドレスポンスやプラン変更時の行動変容を予測するための有力なツールが手に入ることになります。これにより、エネルギーの効率的な使用が呼びかけられ、電力市場全体の透明性も高まるでしょう。
将来的な展望
エネチェンジは、日本国内における消費者の電力選びを支援する役割を担っています。当社の取り組みが成功し、より多くの消費者が自分に適した電力プランを選択できるようになることで、エネルギー市場はさらなる革新を遂げると考えています。
電力のアップデートが進む中、今後のエネチェンジの動向には要注目です。消費者が電力を賢く選べる時代の到来に、期待が膨らみます。
会社情報
- 会社名
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ENECHANGE株式会社
- 住所
- 東京都中央区京橋3-1-1 WeWork東京スクエアガーデン14F
- 電話番号
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