鶴岡高専のものづくり
2025-02-27 10:33:07

ものづくりの楽しさを体験!鶴岡高専の中学生向け講座

鶴岡高専の中学生ものづくり体験講座



2025年2月11日、山形県鶴岡市に位置する鶴岡工業高等専門学校(鶴岡高専)で中学生向けの「ものづくり体験講座」が開催されました。この講座は、ものづくりの楽しさや科学の面白さを体感してもらうことを目的に、2009年からスタートしました。今回の講座には、県内各地から11名の中学生が参加し、ものづくりの魅力を体験しました。

4つのコースに分かれて体験!



参加者は「機械系」「電気系」「情報系」「化学系」の4つのコースに分かれて、それぞれのテーマに沿ったものづくりに挑戦しました。各コースでは、専門の技術職員が丁寧に指導し、参加者が原理や仕組みを理解しながら作業を進められるようにサポートしました。

  • - 機械系では、スマートフォンスタンドを製作。自分のスマートフォンにぴったり合うスタンド作りに、多くの参加者が夢中になりました。
  • - 電気系では、金属探知機を作り、身近な道具を使って物の仕組みを学びました。手作りの探知機を持ちながら、探す楽しさを体験しました。
  • - 情報系では、オリジナルのテトリスゲームを作成し、プログラミングの基礎を楽しみながら学びました。自分で操作できるゲームが出来上がることに、皆が歓声を上げました。
  • - 化学系では、超低温の世界を体験し、物質の状態変化や科学の不思議な現象について学びました。

初めは見慣れない機械や材料に戸惑う姿も見られましたが、職員のサポートにより、参加者たちは次第に楽しんで作業に取り組むことができました。終了後には参加者から、「仕組みは難しかったが、分かりやすく指導されて楽しくものづくりができた」「日常生活でも機械に興味を持っていきたい」「楽しかったので、また参加したい」といった感想が寄せられました。

鶴岡工業高等専門学校とは?



鶴岡高専は、1963年に設立された教育機関で、これまでに8,000名以上の卒業生を輩出してきました。卒業生たちは地域産業の発展や技術革新に大きく貢献しています。

2015年には、産業の高度化に対応した人材育成を目指して、4学科から新たに「創造工学科」の1学科4コース制に改編されました。「自ら学び自ら試行する」ことを指導方針として、学生たちには基本的な原理を深く考え、実践を通じて工学の感覚を養うことが求められています。

鶴岡高専は、地域の技術者としてだけでなく、次世代を担う人材を育成する場としても重要な役割を担っています。今後もこういった体験講座が続けられ、多くの学生たちにものづくりの楽しさが広がることを期待しています。


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会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

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