クオンティアとCACが業務提携を締結
株式会社クオンティア(東京都港区)が、システム開発の大手株式会社CAC(東京都中央区)との業務提携契約を結びました。この提携では、両社が持つ強みを活かし、エンタープライズ向けの業務システム開発をより一層強化していくことを目指しています。
提携の背景
クオンティアは、経営戦略の策定から新規事業開発、ブランディングを手がけるコンサルティングファームとして2022年に設立されました。最近では、AIやデジタルマーケティングなどの先進技術を活用したプロジェクトも増加しており、プロジェクト実施から成果分析、さらには次の施策提案に至るまで、包括的な支援が求められています。
一方で、CACは日本初の独立系ソフトウェア専門会社として、長年にわたって多くの企業に対し、システムの構築と運用管理を行ってきました。特に、金融や医薬分野での豊富な業務知識と高いシステム実装力が評価されています。
提携の目的
本提携により、クオンティアは、戦略策定や顧客折衝に強みを持ち、CACは高品質なシステム開発と運用管理を専門としています。両社が連携することにより、顧客企業の課題に対し、経営戦略の策定から実装、運用に至るまで、ワンストップで支援できる体制が整うことになります。
具体的には、クオンティアが顧客のニーズに沿った戦略を立案し、CACがその戦略を実現するためのシステムを構築するという流れです。これにより、迅速で的確なソリューションを提供し、顧客のビジネスを更に向上させていく考えです。
CACについて
CACは、1972年に設立された日本のソフトウェア企業であり、独自のシステム実装力と業務知識を組み合わせて、様々なソリューションを提供しています。特に、FA、AI、デジタルサービスなど幅広い領域で、国内外の顧客に対して付加価値の高いサービスを展開しています。これまでにも、海外への資本進出などグローバル展開を主導しており、その実績は高く評価されています。
クオンティアの展望
クオンティアとしては、この提携を通じて、顧客の期待を超えるサービスを提供していくことが最重要課題です。戦略からシステム実装までの全過程において、両社の専門性を融合させ、さらなる価値の提供を目指しています。今後も、DX推進やAI活用に向けた取り組みを強化し、クライアントの競争力を高める支援を行っていく予定です。
この新たなパートナーシップが、業界全体に良い影響を与え、顧客企業にとっても新しい時代のシステムソリューションを提供できることを期待しています。