物流危機の救世主?「自動物流道路」実現に向けた検討会が開催!
物流危機を救う切り札「自動物流道路」の実現に向けた検討会が開催!
国土交通省は、深刻化する物流危機への対応と温室効果ガスの削減を目指し、新たな物流形態として注目されている「自動物流道路」の実現に向けた検討を進めています。その取り組みの一環として、「自動物流道路に関する検討会」が7月19日に開催されます。
この検討会は、2024年2月に設置され、有識者、関係団体、関係省庁からなるメンバーで構成されています。今回の第5回検討会では、自動物流道路の効果に関する試算や、荷物の管理に関する現状分析、中間とりまとめ案、今後の議論の方向性などが議論される予定です。
「自動物流道路」とは?
「自動物流道路」は、道路空間をフル活用することで、従来の物流システムよりも効率的で安全な物流を実現することを目指す新しい概念です。具体的には、自動運転技術やIoT技術を活用し、無人トラックやドローンによる配送などが想定されています。
検討会の開催背景
近年、人手不足や燃料価格の高騰などにより、物流業界は深刻な危機に直面しています。こうした状況を踏まえ、国土交通省は、道路空間を有効活用した新たな物流システムの構築の必要性を認識し、「自動物流道路」の検討を進めてきました。
検討会での議論
第5回検討会では、以下の項目について議論が行われる予定です。
自動物流道路による経済効果や環境効果の試算
荷物の管理に関する現状と課題
中間とりまとめ案
今後の議論の方向性
今後の展望
今回の検討会での議論を踏まえ、国土交通省は「自動物流道路」の実現に向けた具体的な政策や制度の検討を進めていく予定です。今後、自動物流道路が実現すれば、物流業界の効率化や安全性向上、環境負荷の低減に大きく貢献することが期待されます。
検討会への参加について
検討会への傍聴はWEB(Microsoft Teams)上でのみ、冒頭挨拶までとなります。報道関係者は冒頭挨拶まで会場での傍聴が可能です。会議終了後には、記者ブリーフィングも予定されています。
関係情報
* 国土交通省ホームページ:https//www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/buturyu_douro/index.html
問い合わせ先
国土交通省道路局 企画課 道路経済調査室
TEL:03-5253-8111(内線37-622、37-623) 直通 03-5253-8487