o9ソリューションズがCatena-X認証を取得
サプライチェーンプランニングを提供するo9ソリューションズ・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区)が、Catena-Xの需要・キャパシティ管理(DCM)認証を取得したことを明らかにしました。この認証取得は、同社が自動車業界の信頼あるソリューション提供者としての地位を強化するものです。
Catena-Xとは?
Catena-Xは、自動車業界全体のデータ連携を促進するためのネットワークであり、OEMやサプライヤー、サービスプロバイダーが参加しています。この Allianceはデータの主権や相互運用性、信頼に基づくコラボレーションを基盤にしています。これにより、参加企業は多層にわたるサプライチェーンで安全にデータを共有できます。
認証を取得したo9は、Catena-Xの一員として、自動車業界のバリューチェーンを支える信頼できるソリューションプロバイダーとしての役割をさらに強めます。これにより、OEMとサプライヤー間の円滑で標準化された情報共有を促進していきます。
o9デジタルブレインの強み
o9の提供するサプライチェーンプランニングプラットフォーム『o9 デジタルブレイン』は、リアルタイムのデータ連携を活用し、業界内の複雑な課題を解決する手助けをします。これによって、自動車関連企業はサプライチェーンの効率性や協調性、さらにはサステナビリティを向上させることが可能です。
さらに、o9デジタルブレインを活用することにより、企業は需要の変動や供給能力の制約をより的確に把握できます。これにより、広範囲にわたるサプライヤーネットワーク全体で改善活動や共同事業計画の策定を進めることができます。
言葉を超えた協力の重視
o9の調達部門バイスプレジデント、ファルコ・フェルトヒェン氏は、この認証取得が重要なマイルストーンであると強調します。彼は、「我々は創業以来、従業員のエンパワーメントと透明性を追求してきた。Catena-Xによるリアルタイムデータ共有は、OEMとサプライヤー間の需要・キャパシティ管理を効率的に支援する」と述べました。
また、Catena-Xのデマンド・キャパシティ管理ユースケースリーダーであるユルゲン・シューバータン氏は、協力的な需要・キャパシティ管理が進むなか、新たにo9ソリューションズが加わることを嬉しく思うと語っています。
まとめ
o9ソリューションズがCatena-Xの認証を取得することにより、自動車業界におけるデータ連携の新たな一歩を踏み出しました。この動きは今後の業界全体の効率や透明性の向上に寄与することが期待されています。今後もo9が展開するソリューションに注目が集まることでしょう。
詳細およびお問い合わせは、
o9ソリューションズの公式ウェブサイトをご覧ください。