生成AI時代のITエンジニア職を志す学生の意識とは
株式会社ハウテレビジョンが運営する「外資就活ドットコム」が2027年卒のITエンジニア職に興味を持つ約300名の大学生・大学院生を対象に行った「生成AI時代におけるITエンジニア職志望学生の意識調査」において、生成AIの影響が多くの学生の職種選択に変化をもたらしていることが明らかになりました。
調査実施の趣旨
この調査は、急速に進化する生成AI技術がソフトウェア開発を含む様々な職業にどのような影響を与えているのかを理解するために実施されました。具体的には、学生たちが職業選択やキャリア形成においてどれだけの影響を受けているか、今後のIT業界で求められるスキルや役割がどう変わるかを把握する目的があります。
調査の結果、生成AIの発展により約42.4%の学生が「職種選択の考え方」に影響を受けたと回答。それぞれの学生が抱く未来に対する期待や不安が多様であることが分かります。
開発経験の影響
特に興味深いのは、開発経験の有無によって意識が分かれる点です。開発経験がある学生の約63.9%がITエンジニア職を第一志望としている一方、開発経験がない学生の中では総合職を選ぶ割合が高いことが特徴的です。このことから、実務経験がキャリア選択に与える影響が明らかになりました。
志望職種に対する変化
生成AIの出現により、志望職種を変更した学生の割合は、開発経験なしの学生が26.7%で、開発経験ありの学生の16.7%を上回る結果となりました。これは、生成AIが今後のキャリアに与える懸念が形作られていることの表れとも考えられます。
学生の将来への不安
興味深いのは、ITエンジニアとしての雇用未来に対する不安感です。全体の学生の中で、約半数以上が「仕事がなくなるのではないか」といった不安を抱えていると回答しました。特に、開発経験のない学生の方がより強い不安を感じているという結果も出ています。
不足情報に対するニーズ
さらに、学生たちが感じている情報不足も大きなテーマです。ITエンジニアとしての中長期的な役割に関する情報が最も求められており、開発経験にかかわらず必要とされる重要な情報であると浮き彫りとなりました。
結論
この調査結果から、生成AI技術の進展が今後のITエンジニア職に対する学生の意識やキャリア選択に重大な影響を与えていることが分かります。外資就活ドットコムは、引き続き学生たちの就職活動を支援し、必要な情報を提供することが求められています。これにより、未来のエンジニアたちが、生成AI時代の変化に柔軟に適応できるようサポートを行っていく必要があります。