看護専攻生が身につける応急処置の知識、近大附属福岡高校で救命講習会開催

近大附属福岡高校での救命講習会のご案内

令和6年（2024年）2月26日、水曜日、福岡県飯塚市に位置する近畿大学附属福岡高等学校では、看護専攻科の1年生32人を対象にした救命講習会が行われます。この講習会は飯塚消防署の協力のもと、学生たちが心肺蘇生法や応急処置に関する知識と技術を習得する貴重な機会です。

講習会のポイント

この救命講習会では、飯塚消防署から派遣された救急救命士による専門的な講義が行われ、学生たちは正しい応急処置の方法を学びます。具体的には以下の内容が含まれます。

- 応急処置の必要性
- AEDの使⽤法
- 異物除去法
- 止血法

また、理論だけでなく、救急救命士のデモンストレーションを通じて実際に心肺蘇生法を体験することで、危機発生時や災害時に対応できる実践力を身につけることができます。講習会が終了した際には、参加者全員に「救命講習修了証」が交付され、学びの成果を確認することもできます。

学校の教育理念

近畿大学附属福岡高等学校は、看護師国家資格取得を目指す一貫したカリキュラムを提供しています。看護科で基礎を学び、看護専攻科でより専門的な知識を深めるプログラムを通じて、学生は多面的な学びを実現しています。特に、臨床実習やさまざまな講演会、出前講座を通じて実践に結びつく教育が重視されています。

講習会の詳細

この救命講習会は、以下のスケジュールで行われます。

- 日時: 令和7年（2025年）2月26日（水）9：30～12：30
- 場所: 近畿大学附属福岡高等学校看護実習室

（住所: 福岡県飯塚市柏の森11-6、最寄り駅: JR福北ゆたか線「新飯塚駅」からバスで約5分）

- 参加者: 看護専攻科1年生32人
- 講師: 飯塚消防署救急救命士

プログラムの流れ

1. 開会の挨拶
2. 飯塚消防署救急救命士の挨拶
3. 講義およびビデオ視聴
4. デモンストレーション及び心肺蘇生法の体験
5. 生徒代表からのお礼のことば
6. 閉会の挨拶

このように、実践的なスキルを身につける機会を通じて、学生たちは看護の現場で求められる能力を高めるための力を培っています。地区の安全に貢献できる優れた看護師の育成を目指して、今後も様々な取り組みが行われることでしょう。