新潟の逸品大賞
2025-03-27 15:29:12

第21回日本農業新聞一村逸品大賞に輝いた新潟の逸品とは

第21回日本農業新聞一村逸品大賞に輝いた新潟の逸品とは



2024年の春、東京都内で「第21回日本農業新聞一村逸品大賞」の中央審査会が開催され、注目の結果が発表されました。今回の大賞には「おむすびジャム神楽南蛮にんにく」が選ばれました。このジャムは、新潟県長岡市の伝統野菜「神楽南蛮」を塩漬けし、ピューレにしたものです。大賞受賞の背景には、味の新しさと地域の特産品へのこだわりがありました。

審査の経緯と選考結果



日本農業新聞の「一村逸品」は、特産加工品を紹介するコーナーであり、2004年に始まり、今回で21回目となります。159点の応募があり、その中から厳正な審査を経て、優れた商品が選ばれました。審査には著名な漫画家や料理学園校長が関わり、その結果、大賞を獲得した「おむすびジャム」を含む3点が受賞しました。

金賞には香川県多度津町の「タプナード」と、福岡県柳川市の「あまおうラーメン」が選ばれ、そのクオリティの高さからも日本の特産品の魅力が感じられました。

おむすびジャムの魅力



「おむすびジャム神楽南蛮にんにく」は、独特の風味を持つピリ辛のジャムで、特に焼きおにぎりとの相性が抜群です。審査委員長のやくみつる氏は、この商品のネーミングを高く評価し、「神楽南蛮のピリ辛が際立つ」とコメントしました。実際、このジャムを焼きおにぎりに使うことで、一味違った食体験が楽しめることが期待されています。

この商品を製造した株式会社寿々瀧の鈴木将代表取締役は、「おむすびの楽しみ方は多様であり、新潟の米の美味しさを伝えたい」という思いを語りました。新潟県が誇るお米と伝統野菜を使用することで、地域の食文化をより深く掘り下げています。

持続可能な地域活性化の一環として



「一村逸品大賞」は、地域の特産品を通じて、持続可能な発展を目指す姿勢も表しています。日本各地の生産者が自分たちの特産品の認知度を高めることは、地域経済の活性化にも寄与します。そのため、優れた商品を選出し、世の中に発信することが重要です。

大賞の発表があった3月25日を皮切りに、6月8日には、受賞商品の表彰式が都内で行われる予定です。受賞の喜びを共に響かせ、新たな挑戦をすることが期待されています。

今後も「おむすびジャム」をはじめ、生命力あふれる特産品が多くの人々に愛されることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社日本農業新聞
住所
東京都台東区秋葉原2番3号
電話番号

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