Ahrefs 日本公式アンバサダーに登章良氏が就任
2025年8月22日、シンガポールを拠点とするマーケティングプラットフォーム「Ahrefs」を提供するAhrefs Pte. Ltd.は、株式会社Hakuhodo DY ONEの登章良(のぼる あきら)氏を日本の公式アンバサダーに任命しました。この発表は、日本のデジタルマーケティング分野における重要なステップと位置づけられています。
アンバサダー任命の背景
Ahrefsは、Fortune 500企業の44%から信頼を受けているマーケティングプラットフォームです。AIによる検索におけるブランドの可視化や競合分析、SEO対策、コンテンツライティング、検索意図解析、SNSの運用、サイト監査など、デジタルマーケティングに必要なさまざまな機能を統合したサービスを提供しています。登氏は、2010年から大規模サイトのSEOを中心にデジタルマーケティングに従事しており、現在はHakuhodo DY ONEにおいてSEO、CRO、UI/UX領域のコンサルティングを担当しています。すでにAhrefsのエンタープライズプランを活用している登氏は、専門知識をもとに日本企業への価値提供を拡充します。
エンタープライズプランの特長
Ahrefsのエンタープライズプランは、以下のような特長を持っています。
- - 業界最詳細のAPI:77のバックリンクデータポイントや52のオーガニックトラフィックデータポイントにアクセスでき、常にデータポイントは拡張されています。
- - MCPサーバー(新機能):ClaudeとAhrefs APIの直接連携により、高度なデータ解析が可能です。
- - 専任アカウントマネージャー:個別のニーズに合わせたオンボーディングや戦略サポートがあります。
- - Looker Studioコネクター:SEO指標やコンテンツパフォーマンスを自動レポートとして生成します。
- - エンタープライズセキュリティ:SSO機能や二要素認証による安全なアクセス管理が提供されています。
今後の取り組み
登氏のアンバサダーとしての役割により、以下の活動が展開される予定です。
- - AI時代のマーケティング戦略に関するウェビナーの共催
- - 企業向けセミナーやイベントでの講演活動
- - エンタープライズレベルのマーケティング戦略コンテンツの制作
- - 「ブランドレーダー」を利用したAI Overviewsや大規模言語モデル最適化(LLMO)分析の普及・啓蒙活動
株式会社Hakuhodo DY ONE 登章良氏のコメント
登氏は、Ahrefsのデータと分析機能が多くの支持を受けていることを強調し、特にエンタープライズプランの機能が大規模組織のニーズに応える設計になっている点を挙げました。AI時代のマーケティング戦略の重要性を踏まえ、企業がどのようにその成果を高めるかを推進できるよう努めることを宣言しました。
Ahrefs 日本マーケティング統括 河原田隆徳のコメント
河原田氏は、登氏が日本のデジタルマーケティングにおいて非常に信頼性の高いエキスパートであると紹介し、Ahrefsエンタープライズプランの価値を大企業に正確に伝えていく期待を寄せています。特に、複雑なデータ解析に苦しむ企業にとって、登氏の知識が大いに役立つとしています。
まとめ
Ahrefsの登章良氏のアンバサダー任命は、日本のデジタルマーケティング界における重要なイベントです。これにより、AIを活用した新しいマーケティング戦略が展開されることが期待されています。企業はこの機会をを通じて、より効率的で効果的なマーケティング手法を学び、導入していくことができるでしょう。