有明高専と三建設備工業がネーミングライツ契約を締結
福岡県大牟田市に位置する有明工業高等専門学校(以下、有明高専)は、三建設備工業株式会社九州支店との新たな取り組みとして、ネーミングライツパートナー契約を締結しました。この契約は、施設に愛称を付与することで知名度を高め、地域社会との連携を深めることを目的としています。
ネーミングライツ施設開設記念式典
令和7年3月31日、有明高専は「SANKEN 製図室・CAD室」の愛称付与を記念した式典を開催しました。式典には、八木雅夫校長や柴田稔執行役員九州支店長をはじめとする関係者が出席しました。この新たなパートナーシップを通じて、地域に根ざした教育と地域貢献を推進する意義が強調されています。これにより、愛称が多くの学生に浸透し、愛される施設になることを期待しています。
ネーミングライツ制度の背景
有明高専は、令和5年12月にネーミングライツ制度を導入しました。この制度の目的は、施設の知名度向上に加え、民間企業や地域との協力を促進し、地域社会へ貢献することです。今回の契約は、同校で実施されたネーミングライツの選定において5回目となります。
ネーミングライツおよび広告パートナーの募集
有明高専では、今後もネーミングライツパートナーおよび広告パートナーを広く募集中です。応募には「一般提案型」、「企画提案型」、「広告提案型」の3種類があり、それぞれの実施内容や施設規模に応じた提案が求められています。これにより、財政基盤の向上や運営費の調達が期待されます。
募集の詳細について
参加に興味のある事業者は、有明高専の公式ウェブサイトにアクセスし、詳細情報を確認することができます。地域や事業活動においての連携が強化されることで、双方に利益をもたらす良い機会となるでしょう。
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有明工業高等専門学校の概要
有明高専は1963年に設立された国立の高等教育機関で、創造工学科を中心に複数の専門分野で教育を行っています。具体的には、機械工学、電気工学、電子情報工学、物質工学、建築学に関連するコースが用意されており、これまでに9,275名以上の卒業生を輩出しています。学生たちは、各分野で社会の期待に応えるべく、さまざまな場面で活躍中です。
学校の基本情報
- - 学校名: 独立行政法人国立高等専門学校機構 有明工業高等専門学校
- - 所在地: 福岡県大牟田市東萩尾町150
- - 校長: 八木雅夫
- - 設立: 1963年4月
- - URL: 公式サイト
- - 事業内容: 高等専門学校・高等教育機関
この取り組みを機に、地域社会とのさらなる交流や協力が進むことが期待されます。有明高専と三建設備工業の絆が、学生たちを含む地域全体に新たな価値をもたらすことを願っています。