現代大学生の結婚観と子どもに対する意識の変化を探る
株式会社マイナビが発表した「結婚観・子どもに対する意識調査」の結果は、現代の若者たちの結婚や育児に対する考え方がどのように変化しているのかを明らかにしています。調査は、2027年3月に卒業予定の大学生・大学院生や、20~50代の正社員を対象とし、彼らの意識を探ることを目的としています。
調査の概要と結果
この調査において、男子学生の68.1%が婚後の共同働きを希望しており、これは調査開始以来の最高の数値です。一方で、「結婚せずに自分の収入で生活することを望む」との考えを持つ女子学生の割合も過去最高を記録しています。全体的に、共働きを希望する男女の割合は70.9%に上り、特に男子学生の希望が高まりを見せています。
子育てに対する前向きな姿勢
また、子育てに関する意識も変化しています。「育児休業を取って子育てしたい」と考える学生が58.9%に達し、興味深いことに、男子学生が女子学生を初めて上回る結果となりました。育児参加への意欲が男性でも広がっていることが伺えます。しかし一方で、「今のところあまり子どもを欲しくない」と考える学生も18.4%に上り、経済的・心理的な理由から育児に対する後ろ向きな意識が見られます。
結婚への意欲とその理由
20代の正社員では、約20%が「結婚したくない」と回答しており、特に30代ではその数が31.8%に達します。理由としては、「結婚=幸せだとは思わない」「自由な時間が奪われる」といった意見が挙げられており、結婚に対する価値観が多様化していることがうかがえます。さらに、20代正社員の32.7%が「子どもは欲しくない」と回答し、30代ではその割合が4割を超えています。このように、若者たちは結婚や育児を自分の人生設計において必須の要素と捉えていない傾向が強まっています。
将来のキャリアとライフスタイル
調査担当者コメントによれば、男子学生の共働き希望の高まり、育児参加への前向きな姿勢は、ライフスタイルの意識の変化を示しています。この結果から、将来的には「夫婦で共働きし育児を分担する」スタイルや「結婚せず独立したライフスタイルを選ぶ」といった選択肢が共存していることが明らかになりました。特に、働く世代の結婚観や子どもに対する意識は、今後も変化を続けることが予想され、今後の調査にも期待が寄せられます。
このように、現代の大学生や若年層正社員の意識は多様化しており、結婚や育児における価値観も変化していることがわかります。より多くの人々が自分自身のスタイルを追求する中で、今後の社会はどのようになっていくのか、注目が集まります。