新たな海外通信の形として登場した「fonebud W(フォンバット ダブリュー)」が、クラウドファンディングで大きな注目を集めています。このプロジェクトは2019年9月27日に始まり、開始からわずか1ヶ月で700万円を超える資金を調達するという驚異的な成果を上げました。
画期的な通信プランの内容
fonebud Wの最大の特徴は、海外で利用する際の通信料金が事実上「無料」であることです。ユーザーは必要な時に、必要な分だけデータを購入するだけで現在の通信を楽しむことができます。専用アプリを使用し、1GBあたりただ3ドルという破格でデータを購入できるため、これまでの高額な海外ローミング料金に比べて圧倒的にリーズナブルです。
この新しいプランが実現した背景には、eSIMテクノロジーの採用があります。従来のSIMカードの交換が不要で、契約の手間も省かれるため、非常にスムーズに海外通信が利用できるようになります。ユーザーはデバイスの電源を入れることで、クラウド上に保存されたSIM情報にアクセスし、適切なデータ通信を享受できます。
台湾における利用の利便性
特に今回のクラウドファンディングで人気が高まっているのが、台湾での提供プランです。台湾は多くの日本人トラベラーが訪れる国であり、近年ではタピオカブームもアツい話題になっています。そのため、誰もが手軽にアクセスできるように、eSIMを通じて専用のデータパックも展開されています。お得な40%OFFの料金、つまり1GBをたったの3ドルで利用できるのは、旅行者にとって非常に魅力的です。
また、企業とのタイアップも視野に入れており、多様なパートナーシップを通じてサービスの利便性と認知度を向上させていく計画が練られています。モバイルガジェットを扱う店舗や旅行メディアとの連携を進め、より広範なプロモーションを図る考えです。
今後の展望
クラウドファンディングのページは以下のリンクでご覧いただけます。
フォンバッドダブリューのプロジェクトページ
実施期間は2019年9月27日から11月29日までです。お届けは2020年1月下旬を予定しています。運営母体である株式会社MiraArcは、貿易や卸売、Webコンサルティング事業などを展開し、多彩な事業活動を行っています。
フォンバットダブリューの登場により、海外通信の常識が大きく変わろうとしています。これからの展開に乞うご期待です。