キヤノンMJとカサナレ共同で新たな接客体験を実証実験中

新たな接客体験を実現する実証実験

カサナレ株式会社が、キヤノンマーケティングジャパン株式会社（キヤノンMJ）およびAI model株式会社と共に、最新のAI技術を用いた接客体験向上の実証実験を開始しました。このプロジェクトの主な目的は、生成AIと自然言語処理技術を活用して、リアルタイムでの自然な対話を実現する「対話型AIモデル」を開発し、店舗や観光地など様々なシーンでの接客体験の質を向上させることです。

実証実験の中では、実際に商業施設やショールーム等の現場で「対話型AIモデル」を利用し、利用者がどれほどスムーズに会話できるかを調査します。また、これにより業務の効率化や顧客体験の向上がどのように可能になるかを見極める狙いがあります。今後は、観光地や公共機関へも展開を視野に入れ、幅広い業界でのサービスの有効性評価を行っていく予定です。

カサナレのAI技術のすごさ

カサナレが開発した「カサナレテクノロジーピース」は、大規模言語モデル（LLM）と検索拡張生成（RAG）技術を融合させたモジュール型システムです。このシステムにより、企業や現場のニーズに応じて必要なAI機能を柔軟に組み合わせることができ、接客体験の質を向上させています。

特に注目すべきは、カサナレの自然言語処理技術です。この技術により、AIが話の流れや状況を理解し、人間らしい自然な返答を生成する能力が向上します。その結果、単なる音声応答を超えたインタラクティブな対話が実現され、顧客のストレスを軽減することが可能になります。これにより、企業はより高い顧客満足度を達成できるでしょう。

Kasanare（カサナレ）の全貌

Kasanare（カサナレ）は、企業の業務をAIで効率化かつ自動化するエンタープライズ生成AIソフトウェアを提供しています。このソフトウェアは企業データを学習し、自動化が求められる反復業務、例えば「問い合わせ対応の自動化」や「定型文書の作成」、さらには「社内ナレッジの検索」を助けます。これにより、業務の負担を最大90%も削減できるという画期的な効果をもたらします。

更に、カサナレの独自技術である「テクノロジーピース®」は、セキュリティや多言語対応、データ最適化等、さまざまな要素をニーズに応じて組み合わせられるのが大きな魅力です。RAGやAIエージェントも標準装備されており、企業の成長をバックアップする基盤を提供しています。