夢二展開催!
2024-11-05 22:35:19

竹久夢二生誕140年記念展が佐賀市で開催!大正ロマンの魅力を体験

生誕140年記念「ときめきの大正ロマン竹久夢二展」



佐賀市に位置するゆめタウン佐賀で、竹久夢二生誕140年を記念した特別な展覧会が11月22日(金)から12月1日(日)まで開催されます。本展では、夢二の作品約40点を展示し、彼の魅力的な芸術の世界を紹介します。見どころは、価値ある肉筆画や木版画の初版、復刻版など、夢二の独自のスタイルを感じることができる作品群です。

竹久夢二の魅力


竹久夢二(1884年-1934年)は、大正時代を代表する画家であり、彼の描く女性像は「夢二式美人」として知られ、多くの人々の心を捉えてきました。特に彼の作品に見られる華奢で儚げな外見は、多くのファンを魅了し続けています。

夢二の芸術は、自由で華やかだった大正時代の文化を象徴しており、彼の作品には日本古来の抒情性と西洋的なスタイルが融合しています。出身地は岡山県邑久郡で、家族は造り酒屋を営んでいました。1905年に東京に移り住み、美術を学び始めました。彼の最初の著作である『夢二画集 春の巻』が1909年に刊行され、大正ロマンの画家としての地位が確立されました。

大正ロマンの時代背景


大正時代(1912年-1926年)は、日清・日露戦争を経た後、自由で華やかな空気が広がった時代です。若者たちは流行を追い求め、古い伝統と新しい文化が交錯していました。その様相の中で、夢二の作品は際立ちながらも、時代の最前線で支持されました。地域に根差した文化を反映した彼のデザインやイラストは、当時の人々にとって斬新そのものでした。

夢二はまた、1914年に東京・日本橋に自身の「港屋絵草紙店」を開店し、独自のデザインによる絵はがきやポチ袋が大人気を博しました。さらには、1916年からは「セノオ楽譜」の表紙絵も手掛け、全270点以上の表紙を制作しました。これにより、彼はグラフィックデザイナーとしても高い評価を得ていきました。

特別企画:音語りコンサート


夢二展に合わせて、特別な音楽イベントも企画されています。11月30日(土)には二胡演奏を楽しむミニコンサートが開催され、夢二の作品にインスパイアされた「宵待草」が披露されます。演奏者は、福岡に在住の中国音楽家王克強氏です。彼の柔らかな音色で、夢二の大正ロマンの世界に浸る機会をお見逃しなく。

まとめ


竹久夢二の生誕140年を祝い、佐賀市のゆめタウンで特別展が開催されることは、彼の作品をじっくりと鑑賞し、当時の文化に触れる貴重な機会です。美術ファンはもちろん、幅広い世代の方に楽しんでもらえる内容となっております。ぜひ、会場に足を運んでみてください。


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会社情報

会社名
株式会社Gatou
住所
福岡県太宰府市都府楼南4-27-13
電話番号
092-986-9750

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