サンドラッグとCriteoの連携
2023-04-20 10:00:15

サンドラッグがCriteoリテールメディアを導入し、オンラインショッピングを進化させる

サンドラッグ、Criteoのリテールメディアを導入



株式会社サンドラッグは、Criteoの「リテールメディア」を自社業務に取り入れることを発表しました。この連携により、サンドラッグ及びその公式オンラインショップで製品を扱う各ブランドや企業は、買い物客の好みに即した広告を配信できるようになります。

リテールメディアの導入目的



リテールメディアは、ファーストパーティ・データを駆使して、消費者に関連性の高い広告を届ける仕組みです。これにより、オンラインショッピングの体験を皆さまに提供し、エンゲージメントのチャンスを増やし、買い物客をしっかりと獲得することができます。

デジタル化の加速



最近のデジタル技術の進展や、処方薬に関する規制の緩和を受けて、ドラッグストア業界におけるオンラインサービスの推進が加速しています。多くの薬局が自社ECプラットフォームのデジタル化に取り組んでおり、リテールメディアの重要性が増しています。2026年にはリテールメディア広告市場が805億円規模に成長するとの予測もあり、各企業が競争を激化させる中、サンドラッグはその流れを先取りしています。

サンドラッグの統合戦略



サンドラッグの執行役員でEC事業部長を務める田丸知加氏は、「2023年3月に通販サイトを刷新し、オンラインとオフラインを統合した新しいコマースを立ち上げた」と語っています。リテールメディアは単なる広告配信のツールではなく、この新しい購買体験の一環として、顧客のニーズを深く理解し、さらなる進化を遂げることが期待されています。

Criteoの技術力と未来



Criteoの北アジア地域最高責任者で日本代表取締役のグレース・フロム氏は、サンドラッグとの連携を非常に光栄に思っています。Criteoは、米国の大手ドラッグストアでも数多くの実績があり、高い分析精度を持つAIエンジンが強みです。今後もリテールメディアを通じて小売業者やブランドの収益機会を広げ、消費者のオンラインショッピング体験の向上に尽力するとのことです。

効果的なエンゲージメントの提供



Criteoのリテールメディアは、購入意欲の高いユーザーを特定し、パーソナライズされた広告をリアルタイムで配信します。このアプローチにより、広告主と消費者双方に利益をもたらし、広告キャンペーンは「認知」から「獲得」までフルファネルで展開可能です。また、キャンペーンの効果を一元的に管理し、結果を可視化するレポーティング機能も装備されています。

今後、サンドラッグはCriteoの技術を活用し、オンラインショッピングの新たな領域へと進出することでしょう。この取り組みは消費者により良い体験を提供し、業界全体の進化を促進する原動力となることが期待されます。

会社情報

会社名
CRITEO株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー26階
電話番号

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