子ども食器ブランド「iiwan(いいわん)」は、愛知県新城市に本社を置く株式会社豊栄工業が展開しています。最近、同社は子どもたちの自立を促進する新たな取り組み『SMILE TABLE PROJECT』を始めました。このプロジェクトは、育児に奮闘するママやパパが笑顔でいられるよう、食に関連したサポートを提供することを目指しています。
自立のきっかけとなる食事
子どもが自立を始める時期は、実は0歳から。首がしっかりと座り、ハイハイやつかまり立ちを覚えることで、子どもたちは自身の力で動くことができるようになります。子どもにとって、食事の時間は特に重要で、自己肯定感を育む大切な機会と言われています。
この『SMILE TABLE PROJECT』では、子どもたちとその家族に笑顔あふれる食卓を実現するため、三つの主な取り組みを展開しています。
取り組み1: 「小さな愛の4行レター」
最初の取り組みは、産後のママのサポートに向けた「小さな愛の4行レター」です。初めての離乳食に戸惑い、プレッシャーを感じるママに向けて、iiwanから「大丈夫」と励ましのメッセージを贈ります。この小さな手紙が、育児のストレスを和らげ、ママに笑顔を取り戻す手助けとなることでしょう。
取り組み2: 「OYAKO BOOK」
次に、夫婦関係の悪化が懸念される時期に焦点をあてた「OYAKO BOOK」を無料配布しています。この冊子は、パパたちがママの気持ちを理解し、育児に協力的でいるためのヒントが詰まっています。産後のママが心身ともに不安定になりやすいこの時期に、ママの最大のサポーターになることが求められています。
取り組み3: 「SIX for ONE」
最後に、「SIX for ONE」では、乳児院に暮らす子どもたちに食器を提供するという社会貢献活動を実施しています。日本全国には約3,900人の子どもたちが乳児院で生活しており、彼らの成長には愛情ある食事が必要です。iiwanは、彼らが少しでも心身ともに健やかに成長できるよう、温かい食器を届けています。
思いやりを詰め込んだ食器
iiwanの食器は、植物由来の材料を100%使用しており、子どもたちの安全を最優先に設計されています。デザインはシンプルで機能的、子どもが自分で食べる力を育むよう考慮されています。食器は、離乳食から幼児食まで成長に合わせて長く使用できます。
まとめ
ブランド「iiwan」は、育児を支援するための新しい取り組みを通じて、家庭に笑顔をあふれる未来を提供しています。子どもたちが自立し、健康的に成長できるようサポートすることを通じて、地域社会とのつながりも大切にしています。