後藤裕太氏が就任
2024-12-02 15:15:16
袋井市、初の産業戦略官に後藤裕太氏を任命し新たな戦略を展開
袋井市、産業戦略官を任命
袋井市は新たな産業戦略の展開を目指し、初の「産業戦略官」として後藤裕太氏を登用しました。これに伴い、市の経済成長と産業の振興を図る姿勢が浮き彫りになりました。この採用は、エン・ジャパン株式会社が主導する「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」を活用し、市の正規職員として初めての公募による選考を実施したもので、175件の応募から後藤氏が選ばれたのです。
後藤裕太氏のプロフィール
後藤氏は54歳で、豊富な民間企業でのキャリアを有しています。彼はJTBで国際会議や外資系企業のイベントの営業を担当した後、広告業界に転身し、株式会社東北新社でプロデューサーとしてナショナルクライアントの年間広告を企画・制作しました。さらに、デジタルエージェンシーIMJでは事業部長として映画製作にも携わり、ITベンチャー企業で多くの役職を担うなど、多岐にわたる経験を積んできました。そのため、戦略計画の立案や迅速な実行が期待されています。
産業戦略官の役割
「産業戦略官」は部長級の新たな役職であり、任用期間は2024年12月から2027年11月までの3年間。主な任務には、第三次産業の誘導や第二次産業の企業誘致、スタートアップの育成、そして地元人材の教育が含まれます。特に、地場産品のブランディングや新しいビジネスモデルの構築が求められています。
後藤氏の抱負
後藤氏は任命に際し、「袋井には磨けばさらに光るものがたくさんある」とし、地元の特産品のブランド化や企業誘致を通じて“儲かる市”の実現に向けて尽力すると述べています。これにより、地域経済の活性化を図り、魅力あるビジネス環境の創出に向けて努める意志を表明しました。
大場市長の期待
大場市長は後藤氏に対して、袋井市に民間の視点を取り入れ、様々な支援やフォローを行うよう期待を寄せています。特に、企業の誘致やスタートアップ支援における連携に注力し、袋井の産業発展に寄与していくことが求められています。市と産業戦略官のタッグにより、確かな成果が期待される注目の取り組みが始まります。
袋井市がこれからどのような産業戦略を展開し、経済を活性化するのか、地域住民や企業からの注目が集まっています。
会社情報
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袋井市
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