宇宙開発利用部会第89回、最新の関連施策と成果を報告

宇宙開発利用部会第89回の開催について

令和6年8月23日（金）午前10時から正午まで、文部科学省の主催により、科学技術・学術審議会の研究計画・評価分科会内の宇宙開発利用部会がオンライン形式で開催されます。この会議は、宇宙分野における重要な施策や研究の進捗状況を確認し、今後の方向性を議論するための場です。

主要議題

今回の会議では、以下の三つの主要な議題が取り上げられます：

1. 有人与圧ローバの検討状況：
最初の議題は、有人与圧ローバに関する現在の検討状況です。このプロジェクトは、宇宙探査において人間の居住環境を提供し、月や火星などの惑星探査において重要な役割を果たすことが期待されています。

2. JAXAの宇宙産業競争力強化施策：
二つ目の議題は、日本の宇宙開発を担うJAXA（宇宙航空研究開発機構）が推進する宇宙分野における産業競争力強化のための施策の再編と強化についてです。この施策は、国際的な競争が激化する中で、日本の宇宙産業をいかに成長させるかという重要なテーマです。

3. 惑星分光観測衛星「ひさき」：
最後に、惑星分光観測衛星「ひさき」（SPRINT-A）から得られた成果について報告されます。この衛星の研究は、特に太陽系外惑星の探査において重要な役割を果たしており、科学界からの注目を集めています。

傍聴方法

この会議はWebExを使用したオンライン会議形式で行われ、傍聴者はYouTubeを通じて視聴することが可能です。特に、YouTubeでの視聴には事前登録が不要で、指定の時間になった際に下記のURLにアクセスするだけで参加できるため、まさに手軽に参加することができます。

また、会議の関連資料は開催前に文部科学省の公式ウェブサイトに掲載される予定です。会議の開催中に通信状態が悪化した場合などには中断する可能性があることも予めご承知おきください。