静岡県とeiiconによる新たな実証実験支援プログラム
静岡県は、地域課題の解決を目指した新しい取り組みとして、実証実験サポート事業「CO-LAB Shizuoka」を立ち上げました。このプログラムは、全国のスタートアップから地域の問題を解決するための事業アイデアを募るものです。
「CO-LAB Shizuoka」は、株式会社eiiconが運営しているオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を利用して、静岡県内の自治体や企業と連携しながら進められます。静岡県は製造業、観光、農業など多彩な産業がある一方で、近年、人口流出や地域の課題が目立つようになっています。これに対し、スタートアップが地域の問題を直接解決することを目指し、2025年7月から、地域パートナーとして参加する各団体を募集中です。
プログラム詳細
本プログラムでは、以下のような地域の課題解決をテーマにしたプロジェクトが募集されています。
1.
観光・商業活性化
2.
インフラ・防災・まちづくり
3.
行政課題
4.
農林水産・食
5.
モノづくり活性化
6.
ヘルスケア・ウェルネス
7.
脱炭素・ESG
応募は2025年8月8日から9月12日までの期間で受け付けられ、参加するスタートアップに対して最大200万円の実証支援金が交付されるほか、地域パートナーとの連携を通じて、プロジェクトの推進をサポートします。
参加のメリット
参加するスタートアップには、実証支援金のほか、地域の状況に詳しいパートナーとの協力が得られるメリットがあります。これにより、単なる実証実験にとどまらず、本格的な社会実装を目指したプロジェクトとして進展させることが可能です。
また、事務局が地域との調整や情報発信のサポートを行うため、参加者は安心して取り組むことができます。地域のニーズに合ったプロジェクトを推進することで、地域社会に貢献できるチャンスでもあります。
説明会の実施
プログラムの説明会は、2025年8月19日にオンラインで開催されます。この説明会では、応募ポイントやプログラムの詳細が説明される予定です。参加希望者は、指定のURLから申し込みが可能です。
締切期限と関連情報
- - エントリー期間: 2025年8月8日~2025年9月12日
- - 事前相談の受付終了: 2025年8月26日
- - 応募締切: 2025年9月12日
地域パートナーの役割
地域課題解決に向けて、静岡県内の自治体、商工会、金融機関などが地域パートナーとして事業に関わります。彼らは、ネットワークの提供や実証機会の創出、地域特有の問題提起などを行い、スタートアップと共に地域マネジメントに貢献します。
このように、静岡県とeiiconが手を組んだプロジェクトは、地域の未来を見据えた重要な取り組みです。参加することで、地域の未来を共に創り上げる新たな可能性を感じることができるでしょう。