香美市の湖水祭
2025-09-04 13:51:20

香美市の奇祭「奥物部湖湖水祭」で心踊るダンスの夏!

毎年夏に開催される高知県香美市の「第63回奥物部湖湖水祭」は、老若男女が集まり、ダンスと交流を楽しむ地域の祭りです。今年は2025年8月14日(木)に開催され、多くの人々がダム湖のほとりで心躍るひとときを過ごしました。

この祭りは「お山のディスコ」とも称され、地域の絆を深め、楽しさを提供するために、1956年に始まりました。永瀬ダムの建設に伴う歴史的な背景があるこの地域で、参加者たちはダンスを通じて交流を楽しむ姿が見受けられました。

無料のシャトルバスが用意され、快適に会場へアクセス可能となっており、会場近くにはリニューアルオープンした「奥物部ふるさと物産館」も訪れることができます。当日は香美市立やなせたかし記念館隣の駐車場からシャトルバスが運行され、観客は自家用車や公共バスで訪れることができます。

祭りのクライマックスは18時から始まり、まずは華やかなよさこい踊りのパレードが行われました。踊り手たちの情熱溢れる演舞で、沿道は手作りの飾りで埋め尽くされ、祭りの雰囲気を一層引き立てました。続いて、地域の子どもたちが作詞した「Happy to be born in Kami」が流れる中、観客も巻き込んでの楽しいひと時が展開されました。

また、地元の伝統舞踊である「ハッサン」や「太刀踊り」といった演目も披露され、地域の文化を後世に伝える意義を感じられました。その後、場は一変し、ディスコナンバーが流れる中、若者たちが一斉にダンシング!音楽に合わせて自由に踊る姿はまさに活気そのもので、初めて訪れた参加者もすぐに仲間に溶け込んでいきました。

さらに、祭りの魅力はダンス以外にもあります。4538個もの灯ろうが湖に浮かび、幽玄な光景を創り出します。これはダム建設に伴い命を失った方々への慰霊を目的としており、この美しい情景は心に残ります。

そして、祭りの最後には打ち上げ花火が湖面に映り込み、まるで空と水面に花火が浮かんでいるかのような幻想的な光景が広がりました。約20分間繰り広げられる花火は観客の心を打ち、祭りは21時30分に華やかに幕を閉じました。

香美市の奥物部湖湖水祭は、地域の人々が持つ思いと伝統を感じながら、参加者一人一人が自己表現する場でもあります。難しい説明を聞くよりも、まずは一度訪れて踊ってみることが、祭りの本当の楽しさを感じることに繋がるでしょう。来年はぜひ一緒に「物部でレッツ・ダンシング☆」を体験してみてはいかがでしょうか。

地域の人々が温かく見守る中、今年も無事に祭りを終えた実行委員会の宗石高広さんは、「小さな山間地域ですが、祭りを通じて賑やかさが戻ってきています。ぜひ奥物部湖湖水祭にお越しください」と呼びかけていました。

是非、来年の祭りにもご参加ください!


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会社名
一般社団法人物部川DMO協議会
住所
高知県南国市大そね甲1705-5桜ビル2階
電話番号
088-802-5050

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