川崎総務大臣政務官がフランスでOECD閣僚理事会に出席し協力強化を図る
川崎総務大臣政務官がフランスでのOECD閣僚理事会に参加
令和7年6月3日から6日まで、川崎総務大臣政務官がフランスを訪れ、OECD閣僚理事会に参加しました。この会議では、国際的な情報通信分野における協力の強化を目指し、さまざまな国の代表者と意見交換が行われました。
OECD閣僚理事会の開催
川崎政務官は、フランスのパリで開催されたOECD閣僚理事会に出席し、AI(人工知能)のガバナンスに関する国際的な相互運用性の確保の重要性を強調しました。ここでの議論では、特に日本が主導する「広島AIプロセス」に関連する取り組みについても発言がありました。多くの国から、日本の取組みが高く評価され、特に東南アジアに向けたアウトリーチ活動の重要性が議論されました。
コスタリカとの協力関係の強化
会議中、川崎総務大臣政務官はコスタリカ共和国の科学技術・電気通信大臣、パウラ・ボガンテス・サモラ氏とも会談しました。この面談では、AIガバナンスを含む情報通信分野におけるさらなる協力の可能性について意見を交わし、両国間での連携を継続的に進めることを確認しました。
OECD事務次長との意見交換
さらに、川崎政務官はOECDの武内良樹事務次長とも会談し、情報通信分野での日本とOECDの協力関係を強化するための具体的な取り組みについて意見交換を行いました。「広島AIプロセス」の下でのAIガバナンスに関する共同の努力が重要であるとの認識を共有しました。
さまざまな意見交換
会議では、オードリー・プロンクOECD科学技術イノベーション局次長に対し、令和7年度「情報通信月間」に際しての総務大臣表彰の授与も行い、意見交換が行われました。また、フランスに拠点を置く企業との意見交換も実施し、自動運転ソフトウェアの開発やデータセンターの運営に携わる企業の取り組みについて情報を集めました。
まとめ
川崎総務大臣政務官のフランス訪問は、国際的な情報通信分野における日本の立場を強化し、他国との協力関係を深める重要な機会となりました。AIガバナンスや情報通信分野での国際的連携がますます重要視される中、日本の取り組みへの関心は高まっていくでしょう。