国内初!企業プロボノ導入に関する大規模調査結果報告セミナー
近年、企業におけるプロボノ活動への関心が高まっています。SDGsへの取り組みやESG経営の推進、社員育成、働き方改革など、プロボノは多様な可能性を秘めています。
経団連の調査によると、社会貢献活動を経営戦略に位置付ける企業が増加しており、社員参加型の社会貢献活動が重視されています。多くの企業が社員によるプロボノ活動を支援している現状を踏まえ、認定NPO法人サービスグラントは、津田塾大学、神戸大学と共同で、国内初となる企業プロボノに関する大規模調査を実施しました。
調査概要
この調査は、プロボノ導入企業8社を対象に、240名を超えるアンケートと50名以上のインタビューを実施しました。調査では、プロボノ参加者の98%が「本業以外の経験を通して成長できる」と感じており、94%が「企業の社会貢献の重要性を認識した」、93%が「企業価値への好影響を実感した」と回答しています。これらの結果は、プロボノ活動が企業と社員双方に大きなメリットをもたらすことを示唆しています。
セミナー内容
10月12日(水)に開催されるオンラインセミナーでは、この調査結果の詳細な分析と、プロボノ活動に取り組む3社の事例が紹介されます。
サービスグラント紹介: 認定NPO法人サービスグラントの活動内容と実績
調査結果発表: 調査結果とそこから得られた知見の解説 (津田塾大学 森川美絵教授、伊藤由希子教授)
トークセッション: プロボノ実施企業3社(SMBC日興証券、SAPジャパン、住友商事)による事例紹介と、調査結果に対する感想、効果的なプロボノ活動のポイント
登壇者には、各社の担当者だけでなく、調査に携わった津田塾大学の教授陣も含まれ、学術的な視点と現場からの生の声を聞くことができます。
参加企業
SMBC日興証券: 「日興プロボノワーク」を通じて、社員が業務時間の一部を社会貢献活動に充てるプログラムを実施
SAPジャパン: 「SAP Japan 2033 Beyond」と題したプロボノ支援活動で、ITスキルを活かした社会貢献活動を実施
住友商事: グローバルな社会貢献活動プログラム「100SEED」の一環として、教育分野の非営利団体を支援
これらの企業の取り組み事例は、プロボノ導入を検討する企業にとって、非常に参考になるでしょう。
プロボノ導入の課題と展望
サービスグラントは、2010年から企業プロボノの提案、プロジェクト立ち上げ・運営サポート、自走化支援を行ってきました。企業からの問い合わせは増加傾向にあり、プロボノへの関心の高まりが伺えます。一方で、企業はプロボノ導入の意義を明確化し、経営層の合意を得たり、制度設計を行う上で、効果を裏付ける情報へのニーズが高まっています。本セミナーは、そうしたニーズに応えるものです。
まとめ
本セミナーは、企業のプロボノ活動に関する貴重な情報を提供し、より多くの企業によるプロボノ導入を促進し、社会課題の解決に貢献することを目指しています。企業のCSR/CSV/サステナビリティ推進担当者、人事/人材育成担当者、管理職の方、プロボノに関心のある方はぜひご参加ください。
セミナー詳細
日時: 2022年10月12日(水) 15:00~16:30
場所: オンライン (Zoom)
参加費: 無料 (事前申込み必要)
お申込み:
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