EV購入意向の鍵
2025-03-25 14:27:11

EV充電環境の整備がEV購入意向を高める!日産の調査結果

日産自動車、EVと住環境に関する調査を発表



日産自動車株式会社が2021年から定期的に行っている「EVと充電環境に関する調査」の最新結果が2025年3月に発表されました。この調査では特に東京都が新築住宅にEV充電設備の設置を義務化することを背景に、集合住宅への充電環境整備がEV購入意向に与える影響を探りました。

調査概要



本調査は、東京都及び近隣の3県に在住する集合住宅にお住まいの500名を対象に実施され、調査結果からは充電環境の重要性が浮き彫りになりました。74.4%の回答者が、自宅にEV充電器が設置されることで購入意向が高まると述べ、また62%が充電設備が整うことでEV購入意向が高まると感じています。これらのデータは自宅での充電がEV購入の決定において如何に重要であるかを示しています。

一方で、東京都の充電設備設置義務化については、41.2%の人々がその事実を認知していないという状況です。この義務化がEV普及に寄与する可能性は高いものの、周知不足が認められています。

自宅充電環境の重要性



調査によれば、自宅での充電ができないことでEV購入を諦めた人が52.2%にも上ります。調査参加者の内、EVの購入を考えている人の53%が3年未満に購入を検討していると述べています。EV購入をためらう理由としては、「費用が高額」であることが59.4%と最も多く、その次に「自宅で充電できない」が56.2%という結果でした。

充電インフラの整備とその認知度



「充電インフラの整備がEV普及の鍵」との意見も多く寄せられており、73.8%が充電設備整備により普及が加速すると考えています。しかし、EV充電設備の設置や補助制度に関する認知度は依然として低く、60.8%の人が設置サービス事業者を知らないと回答しています。

2024年からは「マンション標準管理規約」の変更があり、過半数の住民の賛成でEV充電設備設置が可能になりますが、68.6%の人々がこの改正を知らないという現状もあります。今後、充電環境の整備と同時に、制度の周知活動が急務です。

結論



日産自動車はこの調査結果を受け、充電インフラ整備だけでなく、EV充電に関する正しい情報を広める活動も強化する方針です。EVの普及はゼロ・エミッション社会の実現につながるため、情報発信や住環境の整備が重要な責務であると捉えています。

今後も日産は充電環境を整える活動を推進し、EVがより広く普及するための取り組みを行うことで、持続可能な社会の実現を目指します。さらに詳しい情報は、日産の公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
日産自動車株式会社 
住所
神奈川県横浜市西区高島一丁目1番1号
電話番号
045-523-5523

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