甲子園駅での特別な列車接近メロディ
今年の夏、高校野球の熱気が甲子園駅にも響き渡ります。阪神電気鉄道株式会社は、全国高等学校野球選手権大会の開催に合わせて、8月5日から大会終了日まで甲子園駅の列車接近メロディを変更することを発表しました。今回のメロディは、人気グループ『Da-iCE』の楽曲「ノンフィクションズ」になります。この曲は、ABCテレビの「熱闘甲子園」のテーマソングとしても知られており、今回は特別に列車接近メロディ用にアレンジされたバージョンが使用されます。
Da-iCEの「ノンフィクションズ」
「ノンフィクションズ」は、Da-iCEが世に送り出した熱いナンバーであり、真実や情熱をテーマにした歌詞と感情豊かなメロディが特徴です。今回のアレンジでは、音楽プロデューサーの向谷 実氏が担当しており、彼は接近メロディ制作の第一人者としても名高い人物です。そのため、駅での体験は特別なものとなるでしょう。
甲子園駅の熱き思い
甲子園駅では、毎年夏の大会期間中に、列車接近メロディを高校野球に関連する楽曲に変更するのが恒例とされています。今年で12回目を迎えるこの試みは、過去にはコブクロや嵐、AKB48など、多くの人気アーティストの曲が採用されています。
- - 2013年 コブクロ「ダイヤモンド」
- - 2014年 関ジャニ∞「オモイダマ」
- - 2015年 Superfly「On Your Side」
- - 2016年 AKB48「光と影の日々」
- - 2017年 高橋優「虹」
- - 2018年 嵐「夏疾風」
- - 2019年 Official髭男dism「宿命」
- - 2020年 新型コロナで変更なし
- - 2021年 なにわ男子「夢わたし」
- - 2022年 平井大「栄光の扉」
- - 2023年 EXILE ATSUSHI feat. 東京スカパラダイスオーケストラ「フォトグラフ」
- - 2024年 ねぐせ。「ずっと好きだから」
今年、列車接近メロディで使われる「ノンフィクションズ」は、そのサビの部分が約10秒間流れる予定で、駅に訪れるファンや観客は、曲に乗せられた熱い高校球児たちの姿を思い描きながら、思わず足を止めてしまうことでしょう。
さらなる期待
阪神電気鉄道としては、「“たいせつ”がギュッと。」というブランドスローガンのもと、お客様一人ひとりの大切な瞬間を大事にし、その期待に応えるために尽力しているとのこと。今年の高校球児たちの熱い戦い、そしてその背景を支える音楽が一体となって、新たな思い出を作り出すことが期待されています。
特別な列車接近メロディを楽しみに、是非とも甲子園駅を訪れてみてはいかがでしょうか?