町工場のDXを加速する新機能『ドラムロール』の魅力とは
町工場の業務効率化とデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する業務管理システム『ドラムロール』が、この度新しい機能を追加しました。この機能は、2Dおよび3DのCADデータをアップロード、閲覧、共有できるものです。本記事では、その詳細や新機能のメリットを詳しく解説します。
新機能の背景
近年、製造業ではCADデータの利用が増加しており、顧客から直接データを受け取るケースが一般的になりました。しかし、これに伴い、多くの町工場は高額なCADソフトを購入してデータを閲覧する必要があり、受注データと図面の管理が分断されてしまうという課題に直面しています。これにより手戻りやミスが頻発し、時間のロスにも繋がっています。
このような問題を解決すべく、株式会社DrumRoleは新機能の実装に踏み切りました。ドラムロールは、受発注および工程管理機能だけでなく、CADデータの管理機能も一元化することで、町工場の業務効率を飛躍的に向上させることを目指しています。
新機能の詳細
CADデータの簡単アップロード
新機能は、顧客から受け取ったCADファイルや社内で作成したデータをシステムにそのまま添付することができます。これにより、図面を開くための特定の端末やソフトウェアの制約がなくなります。ブラウザやスマートフォンから簡単にアクセスできるため、業務の効率が大幅に向上します。
2Dと3D両方に対応
アップロードされたファイルは、2Dと3Dの形式に対応しています。2Dでは、拡大縮小が可能で、3Dモデルではマウス操作により回転や拡大縮小ができ、営業や生産管理、現場オペレーターが同一画面で確認できる環境を実現しています。
自動リンク機能
CADデータは、見積、受注、製造指示の各レコードに自動でリンクされます。これにより、図面探しにかかる時間をゼロに削減し、最新データの確認漏れや伝達ミスを防ぎます。
使いやすさと導入の広がり
ドラムロールは「使われない機能がないシステム」として、町工場向けに設計されています。スマートフォンを使った操作だけで受発注管理や工程進捗、品質管理を行える実用性の高いシステムです。2024年の正式版リリース以降、小規模な町工場から中規模企業まで多くの業者で活用されることが期待されています。
まとめ
『ドラムロール』の新機能は、町工場の現場におけるCADデータ管理を飛躍的に改善し、DX推進の強力な武器となります。これにより、業務効率化はもちろん、コスト削減にも寄与することが期待されています。町工場の未来を担うこのシステムのさらなる進化に注目です。
会社概要
- - 会社名: 株式会社DrumRole(ドラムロール)
- - 所在地: 東京都大田区南六郷3-10-16 六郷BASE
- - 代表: 松本隆太郎・牛尾夢海
- - 設立: 2022年11月21日
- - 事業内容: 町工場向け販売管理システム「ドラムロール」の開発・提供
- - コーポレートサイト: drumrole.jp
- - サービスページ: service.drumrole.jp