新たなBtoB決済サービス「Pay-Yaカード払い」の提供開始
株式会社インフキュリオンは、ネットアライブと手を組み、2025年1月10日から新しいBtoB決済サービス「Pay-Yaカード払い」を展開します。本サービスは、請求書支払いをカードで行う仕組みを提供し、特に中小企業やフリーランスにとってのキャッシュフロー改善を目的としています。
「Pay-Yaカード払い」が目指すもの
国内の企業間取引では、商品やサービスの対価を請求する際、銀行振込による支払いが一般的です。しかしこの方法は、請求者が支払いを受け取るまでに時間がかかるため、資金繰りに苦しむ事業者が多いのが現状です。特に、中小企業や個人事業主にとって、資金の流動性は経営の安定に直結しています。そこで「Pay-Yaカード払い」が登場し、請求書を簡易にカード決済できる環境を整えます。これにより、法人間取引の決済をより迅速に行うことが可能になります。
サービスの基本機能
本サービスを通じて、受け取った請求書は、利用者が既に所持しているクレジットカードを使って支払うことができます。これにより、支払者は請求金額をあらかじめ確保することが求められ、実質的な支払い期日を延長することができます。また、カード決済が行われた後、請求元に最短即日で指定口座に入金されるので、支払者のカード利用が請求者に知られる心配がありません。
さらに、請求書の発行者側においても、カード決済の選択肢が加わることで、支払遅延のリスクを軽減し、資金繰りを改善できます。特に、与信に関してはカード会社が行うため、新規取引の機会を増やすことが可能になります。
Winvoiceとの連携
「Pay-Yaカード払い」は、インフキュリオンが提供する請求書支払いプラットフォーム「Winvoice」を基盤にしています。Winvoiceを利用することで、企業は顧客に対して請求書カード払いを迅速に導入できるという利点があります。また、経費精算や会計サービスのような自社のメイン業務に組み込むことも容易です。現在、Winvoiceはカード決済だけでなく、銀行振込や法人向け後払い決済(法人BNPL)といった新たな機能の開発を予定しています。
地域経済への寄与
ネットアライブ代表の前田一也氏は、「地域の中小企業を支援し、キャッシュフローの改善を図るためには、このソリューションが重要だ」と述べており、今後の地域経済の発展へ寄与することを目指しています。事業者が「Pay-Yaカード払い」を活用することで、迅速かつ効率的な決済が実現し、更なる経営の安定性がもたらされるでしょう。
まとめ
「Pay-Yaカード払い」は、法人間取引における新たな決済手段として注目されています。インフキュリオンとネットアライブの連携によって、特に中小企業やフリーランスにとっての課題解決に寄与することでしょう。今後、このサービスがどのように地域経済に影響を与えるのか、期待が高まります。